
毎日ブログ生活1553日目
昨日一昨日のブログを見た
昨日のブログで出てきた方とは
別のクライアントから
次回のコンサル時に
融資の相談がしたい
と連絡が来ました(笑)
みんな気になっているんですね。
閑話休題
せっかくなので
融資絡みでもう1つ。
私の知人の知り合いの経営者が
ガンになったそうです。
と心配しているそうです。
確かにその気持ちは分かります。
ガンの人間に貸してくれないだろうと
考えるのは普通のことだと思います。
結論から言えば、
融資の判断には
経営者自身の体調よりも
事業の継続性の方が重要
ということです。
融資の時に見られているのは
おおざっぱに分類すると次の3つです。
1.何に使うのか
2.どうやって返すのか
3.万が一の場合、どうやって返すのか
1つめは「何に使うのか」
ということです。
お金は他のものと違って
何にでも使えてしまいます。
ですから、
そのお金を何に使うのか
ということは非常に大切です。
借りたお金を使って
設備投資をしてさらに儲けられるのか、
借りたお金で
赤字を補てんするのかでは、
そのお金が最終的に返せるのか
変わってきてしまいます。
今さわがれているコロナ対策資金の場合、
多くの会社が赤字の補てんになります。
それは分かりきっているので、
資金使途に対してはコロナ対策は
あまり問われないと思われます。
今回の事例の
ガンにかかった経営者の場合も同じで、
そのお金をきちんと経営に使うのか、
ガンの治療に充てるのかというようなことは
注意されていると思われます。
次は、
どうやって返していくか
ということです。
ガンのケースにしても
コロナのケースにしても
これが非常に重要です。
コロナの場合、
平常時にどのぐらいの収益が出ていたのか、
いまのこの非常時が終わったら
一体どのぐらいの客が帰ってくるのか、
その収益の中から返済ができるのか、
こうした過去の実績と計画が問われます。
ガンの経営者の場合、
経営者が亡くなったあとの
事業の継続性はどうなのか、
後継者はいるのか、
後継者はどんな人物なのか、
後継者が継いだ後の
事業計画はどうなっているのか、
こうしたことが重要になってきます。
銀行の融資は、
一般の人から預かったお金を
貸し付けることになりますから、
「安全性」が一番問われます。
融資の五原則というものがあります。
融資の五原則とは
安全性、収益性、流動性、公共性、成長性
の5つのことです。
金融機関は五原則を
考慮しながら融資をしています。
この中でもっとも大切なのが「安全性」です。
ですから、「どうやって返すのか」
ということは極めて重要な要素です。
そして最後が
「万が一の場合、どうやって返すのか」
です。
ガンの経営者の場合、
亡くなったあとに事業が
うまくいかなかったとしたら
そのときにどのように返すのか、
後継者はきちんと返す人なのか、
担保はあるのか、
連帯保証人はあるのか、
信用保証会社を使うのか、
こうしたことが重要になってきます。
コロナ対策融資のほとんどは、
国による保証が付くと思われます。
これがなければ金融機関は
安心して貸すことができません。
コロナ対策の融資が焦げ付いた場合、
それは残念ながら最終的に
国民全体から集めた税金の中から
補填されることになります。
ただ、これをしなければ
多くの会社が近いうちにつぶれ、
おそらく国全体が大パニックになってしまいます。
これを防ぐには、
税金を担保とした貸付は必要です。
ということで、
融資には社長の体調自体はあまり関係がなく、
何に使うのか
どうやって返すのか
万が一の場合、どうやって返すのか
をきちんと説明できればOKです。
逆に、後継者がいなくて、
社長1人のスキルや技術に頼っている事業の場合、
借入は難しいかもしれません。
ということで、
ということが分かればよいのではないかなと思います。
それではまた明日~
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