毎日ブログ生活2344日目
昨日は
コンサルの訓練と
別のコンサル仲間との
情報交換でした。
仲間の所在地は
東京、長野、大阪、広島と
多岐にわたります。
すべてZOOMで行っています。
良い時代になったものです。
閑話休題
社長ー部長ー課長ー一般
という組織系統の会社の話です。
社長は
基本的には部長を通して
課長以下に仕事の割り振りをしている
ということなのですが、
部長が忙しそうだと
部長を通すことなく
課長に直接指示を出すことがある
ということです。
このときに、
部長がどう思うのかを
社長が気に病んでいました。
このようにして
組織の指揮命令系統を飛ばして
命令を出すことを
バイパス命令と言います。
組織論的に言えば、
バイパス命令はNGとなります。
なぜならば、
課長は部長の言うことを
聞かなくなるからです。
部長を通すことなく
直接社長とやり取りしてしまうと、
部長の存在意義がなくなります。
部長を通さずとも
社長と直接やった方が早いし、
その方が評価される可能性も高いです。
ですから、
一旦組織図を決めてそのように
指揮命令すると決めたのであれば、
バイパス命令をしてはいけないのです。
しかし、
社長からしたら
直接話したほうが早いとか、
部長が忙しそうだから
気を使ってとか、
バイパス命令は
ありがちな話です。
特に、
組織の規模が小さい時には
どうしても
そうなってしまいます。
そうしたときにどうするのか
ということです。
まず、組織図を
きちんと全員で共有する
必要があります。
当たり前のことのように
感じるかもしれませんが、
意外とこれが出来ていないことが多いです。
組織規模が小さいと、
組織図が社長の頭の中だけにあり、
部下には共有されていない状態が
見受けられます。
だれが自分の直属の上司で、
どのような指揮命令系統で
仕事の指示が来るのか、
きちんと共有することが
ルール化の第一歩です。
そして、バイパス命令する場合は、
部長にもその旨をきちんと伝えておき、
部下には仕事の報告は部長にするように
伝えます。
命令はバイパスでも、
その報告は部長を通じて行わせます。
すると、部長を必ず
通過することになります。
本当はバイパス命令をしない
というルールを守って運用するのが
ベストですが、
それが難しい場合は、
このようにして
決めた組織図を共有して
その組織図を守る
(今回の場合は、
必ず部長を通過する)
形にしていきましょう。
それではまた明日~
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