毎日ブログ生活2994日目
先日、
セミナー講師として登壇するため
会場に向かって
電車に乗ろうとしていました。
乗る予定の電車が着く時間が過ぎても
電車がやってきません。
すると、
「只今人身事故が起こりました。
上下線とも運転を見合わせております」
というアナウンスが流れてきました(T_T)
慌てて一旦帰って車に乗り換えて
会場に向かいました。
幸い、開始時間には間に合い、
事なきを得ました。
本当に生きた
心地がしませんでした。。。
閑話休題
遅刻しかけたセミナーで話したのは
脱ドンブリ経営実践セミナー
です。
数字や会計が
苦手だなという方でも、
一旦自分なりに考えて
経営判断したことが
どのように会計に影響を与えるのかを
連動して考えられる
ようになるために
必要な考え方をお伝えしています。
今回は2時間という
フルバージョンでした。
フルバージョンの時に
お伝えしているのが
ビジョナリープラン(経営理念)
の話です。
お金を稼ぎたい
お金の出入りを把握したいというのは
あくまでもその経営者がやりたい
ビジョンを達成するためです。
ですから、
何のために仕事をするのか(ミッション)
何をめざしていくのか(ビジョン)
ということをきちんと言語化することが大切です。
日本キャッシュフローコーチ協会
認定コンサルタントとしてお伝えしている
経営理念の全体像をビジョナリープラン
と言います。
時間軸が左から右に
過去→今→未来
へと流れています。
「今」のところにいる人が
社長自身です。
社長の胸から出ているのが
「ミッション」
使命感を持ってやること
です。
ミッションは単純に
やることを示しているのではなく、
そのやっている行為の
奥底にある本当にやりたいこと
を示しています。
例えば、歯医者さんが
私のミッションは
歯の治療をすることです
というのは、
ミッションではありません。
歯医者さんは確かに
歯の治療をしています。
しかし、本当に達成したいことは
歯の健康を通して
全身のトータルヘルスケアを
サポートする
という、「歯の治療」という行為の
奥底にある根底の考え方のはずです。
これをミッションと言います。
他にも、私が
私のミッションは
・経営数字とビジョンに基づく納得の経営判断をサポートすることです。
・お金の出入りを社長に分かりやすく見せることです
・OKR(目標設定)の導入を支援することです
・1on1(社員面談)の導入を支援することです
・企業研修を行うことです
・労働法、労務管理の相談に乗ることです
・社会保険の手続きをすることです
というのはちょっと違います。
これらは確かにやっている行為ですが
これらの仕事を通じて本当にやりたいことは
会社の成長と社員の幸せの両立を実現し
笑顔あふれるつながり作りに貢献する
というものです。
この根底に流れる想いが
ミッションです。
次に、社長の頭から
モクモクと出ているのが
セルフイメージです。
セルフイメージは
ビジョン達成を後押しする
あなたならではの肩書です。
例えば、歯医者さんが
というのはセルフイメージでは
ありません。
確かに歯医者という
資格・肩書を持っていますが、
これはセルフイメージではありません。
そうではなく、
セルフイメージは今の自分より
一段階引きあがったときの
自分のなりたい姿を示すものです。
例えば、
私のセルフイメージは
家族紹介率100%の
デンタルエデュケーション
クリニックです。
のように、
次に達成したいビジョンを含んだりします。
私の場合だと
会社の成長と社員の幸せの両立を実現する
リレーションシップパートナー
というセルフイメージを持っています。
relationというのは「つながっている」
ということを意味しています。
ビジョンと数字を「つなげる」
社長と社員を「つなげる」
上司と部下を「つなげる」
など、
「つなげる」というワードを使うと、
自分がやりたいことの多くを
表現できると気づいたからです。
会社の成長と社員の幸せの両立が
実際にできているかどうか
と聞かれたら、正直道半ばです。
しかし、そうなるために
日夜努力しています。
そんなセルフイメージに近くなりたい
と思って今でも努力しています。
人は時間軸を認知できない
という特性を持っています。
であれば、今のうちから
なりたい自分を宣言することにより
すでにそうなっていると
自分を誤認させる方が良い
ということになります。
ビジョンは
1年後、3年後、5年後、10年後に
達成したい姿です。
その時に見えている光景・情景、
また、そこに至るまでのストーリーを
描いていきます。
最後にカンパニースピリッツです。
カンパニースピリッツとは
仲間が集まる
あなたならではのこだわり
です。
ビジョンを達成するまでに
どんなこだわりを持って
進んでいくのか、ということです。
ちなみに、カンパニースピリッツは
バリュー(価値観)に近い概念だと
私個人としては思っています。
バリューもミッション・ビジョンを
実現していくうえで、
どんなことにこだわっていくのか
という考え方を示すものです。
ただ、キャッシュフローコーチが
敢えてカンパニースピリッツという言葉を
使っているのには、
「仲間を巻き込む」ということに
力点を置いているからです。
カンパニースピリッツ
という言葉を作ったのは
堀貞一郎先生という方です。
堀先生の名前を知らなくても
堀先生がやったことは誰でも知っています。
堀先生は東京ディズニーランドを
日本に誘致した人です。
浦安の埋め立て地に東京ディズニーランドを
作った人です。
当時、ディズニーランドを作るには
若くて優秀なスタッフを大量に採用する
必要がありました。
しかし、当時遊園地に
優秀な若者が就職するような
時代ではありませんでした。
何せ、「テーマパーク」
という言葉を作ったのも
堀先生ですから。
遊園地に優秀な若者を
大量に巻き込むために作ったのが
東京ディズニーランドの
カンパニースピリッツです。
その言葉は
私たちは絶えることのない
人間賛歌が聞こえる広場を作る
というものでした。
この言葉の力を使って
若者を惹きつけて
あそこにディズニーランドを
オープンさせました。
ちなみにこの言葉は
東京ディズニーランドに残っています。
ディズニーランドに入ると
ワールドバザールという通りがあります。
この通りを抜けた後に
ウォルトとミッキーの像があります。
この像の下に銅板がはめ込まれていて
そこに上記の言葉が刻まれています。
↑2018年4月に撮った写真
ちなみに岩田事務所の
カンパニースピリッツ
(メインバリュー)は
真の悩みに寄り添い
安心を与えるコンサルティング
というものです。
単純に事務作業の代行をするのではなく、
あくまでも経営上の本当の問題を解決する
(=コンサルティング)ことのお手伝いをする
というのが、私のこだわりです。
そして、経営者が安心して
経営・本業に専念できる環境を整えるのが
私の仕事だと思っています。
こんな感じで、
・ミッション
・セルフイメージ
・ビジョン
・カンパニースピリッツ
の4つを言語化して
社内に浸透していくことが、
会社が一体となり、
同じ方向を向いていくために
必要なことです。
そして、これらを達成し続けるために
お金の出入りを管理する必要があるのです。
あくまでも
ビジョン・理念達成が主で、
お金の出入りは従なのです。
それではまた明日~
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