毎日ブログ生活3040日目
昨日は珍しくランチと
夕食のアポがありました。
ランチか夕食のどちらかを
クライアントや見込客などと
行くことはありますが、
両方とも行くことは
コロナ後は初めてかもしれません。
(ひょっとすると
あったかもしれませんが、
記憶にないです。
調べれば分かりますが。)
こういうことでも
アフターコロナを感じます。
閑話休題
たまには社労士業の話を。
日々、
労働に関する
いろいろな相談を
受けています。
当然、守秘義務があるので
細かい話はできません。
今日話したいのは、
「人事には終わりがない」
という話です。
「人事には終わりがない」
という言葉は、
あるクライアントさんが
よく言う言葉です。
この方はとても先鋭的な方で、
私も勉強させてもらうことが
多い方です。
この方は、今も
うまく行っていますが
さらに経営を
うまく行かせるために
人事に関しても
積極的に変えて行こう
という考え方をお持ちです。
他のクライアントで、
従業員に対してとても
手厚くされている方も
いらっしゃいます。
私からすると相当
労働条件が良いのですが、
それでも不満が上がってくる
ということで、
その不満をなるべく解消するには
と言う観点で相談にいらっしゃいます。
このお二人は
私からするとだいぶ
人事に関して
手を打っていらっしゃる
と感じますが、
それでもさらに手を
打とうとされています。
良い会社には良い会社なりに
課題があるのだと感じます。
まさしく
「人事には終わりがない」
という話です。
他のクライアントは
大体従業員に関して
問題が起こったら
相談にいらっしゃいます。
ただ、こういう
問題が起こってから
相談に来る方の多くは、
人事としてやらないと
いけないことを
放置している方が
多いという印象です。
もっと早くに手を打っておけば
全然違う展開になっただろうけれども、
あまりにも遅いという
ケースが散見されます。
人事は常に手を打つことが必要で、
必要なことをしているから
問題が発生しないわけです。
問題が発生したということは
日頃やらないといけないことを
やっていないということが
本当の問題で、
実は目の前の問題は
会社自体の黄色信号・
赤信号を教えてくれている
とも言えると私は思います。
人事に関して
頑張っている会社ですら
「人事には終わりがない」
と言っているわけですから、
人事に関しても
経営上きちんと目を向けていく
必要があるわけです。
経営戦略の一部として
人事戦略があります。
人事戦略とは
経営戦略を実行するために
・組織図を明らかにして
責任権限報酬を明示すること
・会社における貢献と
報酬の関係を明らかにすること
(人事等級制度・人事評価制度・賃金制度)
・会社の目標と部署の目標と
部下の目標をつなげて、
部下の目標を明示すること
(OKR、目標管理制度)
・どの部署にどんな人材がいるのかを
把握して適切に配置すること
(効き脳診断・タレントマネジメント)
・どの人材を将来
どのポジションにつけるのかを考え、
人材育成の道筋を考えること
(人材登用計画・サクセッションプラン・キャリアプラン)
などのことです。
イメージとしては
マッキンゼーの7Sを
そろえていく感じです。
価値観→経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)
戦略→経営戦略(どこの誰に何をいくらでどうやって売るのか)、人事戦略、採用戦略
組織→組織図、OKR、責任と権限の委譲
仕組→人事等級制度、人事評価制度、賃金制度、就業規則(ルール)
人材→効き脳診断、タレントマネジメント
スキル→人材育成計画、キャリアプラン
経営スタイル→企業文化、社風
こうしたことを日頃から考えて
実践してみて、
うまく行かなかったら改善する
ということを地道にやることが、
労働トラブルを防いで
生産性の高い職場にするために
必要なことです。
考えるべきことを
きちんと考えていきましょう。
それではまた明日~
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