毎日ブログ生活3006日目
昨日から出張に来ています。
出張の話は機会があればまた。
閑話休題
昨日のブログで
1on1制度の導入に関して
話しました。
では、そもそも1on1面談は
何のために行うのでしょう。
また、評価面談とは
何が違うのでしょうか。
評価面談は文字通り
評価を伝えるための面談です。
評価面談はフィードバック面談
とも呼ばれます。
フィードバックというのは、
目標と現在地が
どの程度ズレているのかを
伝えることです。
つまり、
会社として達成してもらいたい目標に
到達しているのかどうか、
到達していないとしたら
どのぐらい離れているのか
を伝えることです。
評価というのは、
目標に対して
期待以上・期待通り・期待未満
という到達度を本人に伝えること
ということになります。
評価面談では
「あなたの評価は○○です。」
と率直に伝えることが目的です。
評価は賃金と紐つきますので、
なぜその評価なのか、
今後は何を期待しているのか、
次に達成してほしい目標、
なども併せて伝える面談になります。
ところが、1on1面談は
全く違います。
1on1面談の目的は
部下の成長支援です。
部下の困りごとを解決し、
成長を促すための面談です。
ですから、
テーマは部下が決めますし、
部下のテーマがが主体となって
対話を進めます。
基本的には
上司は部下に質問をして
部下の思考を促します。
もし部下の問題を解決するために
部下自身の知識が足りていない
と思えば、軽く知識を提供します。
その上で、あらためて
どうやって解決するのかを
部下自身に考えてもらいます。
あくまでも
本人の考える力を養って、
自分で問題解決できるように
成長してもらうことが目的です。
ですから、1on1面談と
評価(フィードバック)面談は
全く別物となります。
ちなみに、フィードバック面談は
通常、年に2回、評価のタイミングで行います。
1on1面談は、2週間に1回ぐらい、
月に2回ぐらいの頻度となります。
毎月2回、定期的に
成長支援の面談を
行っているからこそ、
上司と部下の信頼関係が高まり、
フィードバック面談の時の評価を
部下はきちんと受け止めることができます。
上司と部下の信頼関係が無い中で
フィードバック面談だけが行われても、
「自分のことを見てくれていないのに
こんな上司に評価されたくない。」
となって、評価への不満につながります。
余談ですが、
評価への不満というのは、
評価制度への不満ではありません。
上司が部下を見てくれていない
ということに対する不満が、
評価への不満という形になって
表に現れてきます。
評価への不満の声があるから
と言って、評価制度を整備しても
たいていの場合は不発に終わります。
評価制度への不満ではなく、
部下を見てくれない上司への不満
だからです。
上司と部下の信頼関係が無い中で
評価制度を入れても評価制度は
うまく機能しません。
1on1面談はフィードバック面談での
評価を本人にきちんと
受け止めてもらう上でも
とても大切な面談となります。
それではまた明日~
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