毎日ブログ生活2966日目
今夜は岩倉市商工会青年部で
「脱ドンブリ経営実践セミナー」
の講師をしてきます。
岩倉市商工会青年部で
この話をするのは
2年連続3回目となります。
新しい会員さん向けに
やってほしい
ということでしたので、
よい気づきを得ていただけるように
頑張ってきます。
閑話休題
チームビルディング仲間の
瀧田勝彦さんが
「派閥はなくならない」
というテーマで
ブログを書いていました。
「派閥は必要だから存在している」
という趣旨なのですが、
これはまさしくその通りだと
私も思います。
自民党(というか人数が多い組織)には
構造的に派閥(分化された集団)が
必要だということです。
ちょっと会社の例で見てみましょう。
事業を立ち上げるときは
1人から数人で行われます。
この際はまだ組織が小さいので
文鎮型の組織
(トップが1人で、あとは横並び)
のはずです。
そして、人数が増えてきて
5~7人を超えてくると、
1人のトップが全員を見ることが
難しくなってきます。
だから№2を創ったりしながら、
組織が分化していきます。
5人の長が伍長(係長)、
10人の長が戦術リーダー(課長)、
50人の長が戦略リーダー(部長)
となります。
係長が5人の平社員の面倒を見ます。
課長が係長2名の面倒を見ながら
実務も行います。
(プレイングマネジャー)
ですから課長は10人の長です。
そして、
部長が実務から離れて
課長5人の面倒を見ることに
専念するから
50人の長となるわけです。
つまり、
1人が面倒を見れるのは
せいぜい5~7人程度となるわけです。
これは上記の瀧田さんのブログで書かれている
コミュニケーションの本数の話が関係しています。
このように、
メンバーの数が増えると
劇的にコミュニケーションの
本数が増えていきます。
1人で面倒を見られる
コミュニケーションの本数に
限界があるので、
自然と組織化していくことになります。
さて、自民党の派閥の話に戻ります。
結局、大きい組織というのは、
ある程度分化された塊をつくらないと
うまく回すことができません。
会社の場合、
会社が組織図を変更したり、
人事権を行使して人事異動させてたり
することで
ある程度強制的に
変更することが可能です。
しかし、政党の場合、
トップダウンで
組織を動かすことができません。
言うなれば違う意見と思惑を持った
個人事業主の集まりですから、
トップダウンで指揮命令するなんて
無理なわけです。
では、どうやって組織化したかというと、
同じ思惑を持った者同士が意気投合して
グループを作るということが
自然発生的に行われたのだと思います。
これが「派閥」の原型です。
つまり、大きい組織である以上、
ある程度同じ目的目標を持った集団が
自然発生的にできるのは
当然ということです。
大企業でも、
会社の組織図とは別に
仲のいい人が集まった集団が
自然発生的に生まれるはずです。
これと派閥は本質的には変わりません。
人が集まるところには
自然発生的に仲の良い
グループが誕生します。
これを「自己組織化」と言います。
ですから、党の方針として
派閥を解散したとしても、
組織を維持するためには
結局同じような考え方の人が
集まった集団(=派閥)ができるのです。
それではまた明日~
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