お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

働き方改革をしなければならない2つの根拠

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毎日ブログ生活2888日目

 

 

 

今日から2日間、

アデリア(岩倉市)総合体育文化センターにて

ふれあい祭りが開催されます。

 

 

 

私も基本的には商工会青年部員として

岩倉焼きそばを焼いている予定です。

 

(本日の午後だけは

次男のスポ少の手伝いで、

同じ会場の別テナントで

別の焼きそば売っています(笑))

 

 

 

駐車場はないですが、

是非遊びに来てください。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

先日、社労士の岩崎仁弥氏の

労務管理研修を受けた際に、

 

働き方改革関連法の

労働時間規制の根拠となった

データの一部として、

 

働き方と作業の関係について

取り上げられていました。

 

 

 

 

ざっくり説明すると、

労働時間が長くなればなるほど、

作業効率が悪くなる

というデータです。

 

 

 

短時間で仕事ができるように

工夫(=改善ではなく改革)

した方が良い

ということから働き方改革。

 

 

 

根拠となっているのは以下の2つです。

 

 

1.働き方と医療安全の関係

2.労働時間と脳機能

 

 

 

 

 

1.働き方と医療安全の関係

 

 

結論としては

・医療事故やヒヤリ・ハットを経験した割合は、勤務時間が長くなるほど上昇する。

・睡眠不足は、作業能力を低下させたり、反応の誤りを増加させたりすることが分かっている。

というものです。

 

 

 

1か月の平均的な実勤務時間が

150時間以上200時間未満の場合が

医療事故やヒヤリ・ハットを経験した人が

一番少ないです。

 

 

 

グラフで見ると、

150時間未満しか働いていない人も

医療事故やヒヤリ・ハットを経験した人が多くなります。

 

200時間以上働いている人たちはさらに

医療事故やヒヤリ・ハットを経験した人が多くなります。

 

 

 

厚生労働省「第12回 医師の働き方改革に関する検討会 資料」

 

 

 

2.労働時間と脳機能

 

 

次の検証は以下の条件で行ったデータです。

 

・40歳以上の男性2965名、女性3502名を対象

・①BDS(逆順数唱)、②SDMT(数字の暗記)、③NART(読解力テスト)の3種類を実施

・1週間の労働時間(無職含む)との相関を測定

 

 

その結果は以下の通りです。

 

・もっともスコアが高いのは、1週間の労働時間が25~30時間程度の人たちであった。

・無職の人は、最もスコアが高い人たちに比べて、2割程度スコアが低い

・無職よりもスコアが低い人は、1週間に55時間以上働いている人たちであった

 

 

つまり、時間をかけて働くと

脳機能が低下した状態で

作業をすることになるから

非効率ということです。

 

 

 

労働時間と脳機能

https://www.pdrc.keio.ac.jp/uploads/DP2016-008.pdf

 

 

 

 

 

こうした根拠から、

時間をかけて働く時代ではない

ということなのでしょう。

 

 

 

 

ただ、こうした

大幅な労働時間の短縮を行う場合、

今でのやり方の延長線上では

実現するのは簡単ではないでしょう。

 

 

 

 

だからこそ、大胆な

働き方「改革」

を迫られているのだと思います。

 

 

 

改善というのは、

今までのやり方の中で

どうすれば効率よくなるのか

というアプローチです。

 

 

 

しかし、

改革というのは、

今までのやり方を否定して

新たなやり方を構築する

というアプローチです。

 

 

 

決して簡単な道ではありませんが、

働き方改革を断行できた会社だけが

今後生き残るのだと私は感じています。

 

 

 

それぞれの個人の能力を発揮できるチームになり、

チームで改革の目標に向かって力を合わせていけば、

きっとできるのだと私は信じています。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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