
毎日ブログ生活2829日目
昨日はいろいろご縁があって、
開業前にお会いしたことのある方に
かなり久しぶりにお会いしました。
下手すると9年ぶりとかですかね。
懐かしい話です。
閑話休題
ある経営者の方から
借入に関する
ご質問を受けました。
現在の借入金額が
多すぎるのか、
これから先、
仕入の資金を借りたいが
借りられるのだろうか、
という話です。
借入に関しては、
いろいろな考え方があるのですが、
銀行の基本的な考え方で言えば、
税引後利益+減価償却費
=フリーキャッシュフロー
を見ています。
お金のブロックパズル図で見てみましょう。
この図で言うと、
ステップ6の部分が
税引後利益+減価償却費
を示しています。
ステップ7を見てもらうと、
税引後利益+減価償却費
から、返済が出ているのが
分かると思います。
会計の細かい仕組みは話しませんが、
結論だけお伝えすると、
税引後利益+減価償却費
の金額の範囲内でしか
返済ができません。
ですから、
ちゃんと返済できるだけの
稼ぎがあるのか
という基準として
税引後利益+減価償却費
の金額は真っ先に見られる金額
となります。
理論上、毎年の返済額が
税引後利益+減価償却費
の範囲内であれば
返し続けることが出来る
ことになります。
さらに言えば、
税引後利益+減価償却費の額で
借入金総額を割れば、
何年で借金を返し終わるのかを
計算することが出来ます。
(償還年数と言います。)
この償還年数も銀行から
見られている数字になります。
利益を上げないといけないのは
このような会計の仕組みに
なっているからですね。
そして、
仕入の借入ということは
運転資金ということです。
一般的に、運転資金は
月商の2か月分と言われています。
運転資金を借りる際に、
月商の2か月分以上を借りるのは
難易度が上がります。
コロナ融資の際には、
保証協会にしても
日本政策金融公庫にしても
固定費の6か月分を貸し出す
という方針だったようです。
ですから、コロナ融資で
めいっぱい借りている場合は
すでに月商の2か月分を超えて
借入していることになります。
こうした中でどのように
さらなる運転資金を借りるのかは
よく考える必要があります。
借りられたとしても
返済が出来なくなったら
元も子もないですからね。
それではまた明日~
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