毎日ブログ生活2812日目
この前2800日を迎えたと思ったら
あっという間に10日過ぎ、
2週間が経とうとしています。
昔は続けるのが
しんどい時期もありましたが、
今は呼吸をするように
ブログを書いています。
今日みたいに
たまに忘れそうになるのは
未だに変わりません(笑)
閑話休題
現在、人事制度構築の
連続研修を受けています。
ただ、この講座で
人事制度構築が具体的に
出来るようになるかと言うと、
ちょっと疑問が出てきました。
何度かこの講師の人事研修を
受けているのですが、
何度受けてもできるようになる
気がしません。
久しぶりに受けてみて、
ようやくなぜできるように
ならないのかが分かりました。
それは、
人材育成の6ステップのうち
知らない→知っている
のステップが抜けているからです。
できないことが
出来るようになるためには、
知らない
↓
知っている
↓
やってみる
↓
分かる
↓
できる
↓
している
という6つのステップを
踏みます。
今回の講座は
「知らない」→「知っている」
のステップをすっ飛ばして
一気に「知らない」→「やってみる」
のステップになっています。
この講師は、
人事制度の概要は
教えてくれるのですが、
具体的に作成するときに
どのような用語を使うのかとか、
具体的にどのように考えて
構築すればいいのかとか、
そういう話が全くなく、
とにかく作ってみろ
ということで宿題が出されます。
そして、宿題の回答を
発表するのですが、
その回答から講師が気づいたことを
フィードバックするだけです。
こちらは具体的な作り方が分からなくて
四苦八苦しているのですが、
講師が話す内容は枝葉の話ばかりです。
以前受けたときにも
違和感を覚えながらも
受けていたのですが、
今回はその違和感の
正体が分かりました。
この研修(この講師の進め方)は
「知らない」→「知っている」
のステップが抜けているのです。
で、
やり方が分からないのに
とにかくやってみろ
というのを「丸投げ」と言います。
これは職場でも人材育成の場面で
よく起こっているのではないでしょうか。
人出が足りない所に
新人があてがわれると
上司にも教える余裕がありません。
ですから、知らなくても
やらせるという選択をしがちです。
新人はそもそも
やり方を全く知りません。
しかし、上司は
あとでフォローするから
とにかくやってみろ
と言ってやらせます。
前述のように
知らない→知っている
というステップを踏んでいないのに
やらせたってできるわけがありません。
にもかかわらず、
上司は「なんでできないんだ!」と
フォローするどころか起こり散らします・・・
そりゃ、新人は辞めますわ(笑)
これ、特に45歳以上の年配の方が
指導するときに現場で起こっていること
だと私は感じます。
昔は先輩を真似ぶして
自ら技術を習得したものですが、
今の子どもたちは
効率よく学ぶことを優先します。
見て盗むなんていう時代では
ありません。
にもかかわらず、
自分が受けた教育と
まったく同じ教育をしています。
もう時代は変わりました。
きちんと
「知らない」→「知っている」
を丁寧に教える会社じゃなければ
若い人たちは残りません。
人材育成の際には
必ず成長の6ステップに当てはめて、
どこが足りていないのかを
考えながらやっていきましょう。
それではまた明日~
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