
毎日ブログ生活3067日目
GWが終わりました。
今日からまた仕事頑張りましょう^^
閑話休題
昨日のブログで
「戦略と実行」
という本について取り上げました。
昨日のブログでは
「実行の失敗の構造」
として一見確からしいものは、
実は失敗の原因ではなく、
戦略実行の前提である
ということを
お伝えしました。
では、どうすれば実行されるのか、
そのために真のコミュニケーションが
必要だというのがこの本の主張です。
この本には
「組織的コミュニケーションとは何か?」
という副題がついており、
こちらの副題の方が
むしろ主の本です。
組織的コミュニケーションに関する
この本の主張は以下のようなものです。
・組織におけるコミュニケーションの目的は
1.戦略の「核」となる目的について合意する。
2.合意できない戦略施策についても、
100%の力を投入するための「納得」を培う。
3.実行の過程で新しく発見された情報を戦略に反映させる。
ことである。
・コミュニケーションには
「情報伝達」「ロジック」「価値観・気持ち」
の3段階がある。
・Eメールなどを始めとする
世の中のコミュニケーションツールは
「情報伝達」「ロジック」の伝達を
とても効率化するものであった
・しかし、組織的コミュニケーションで
本当に大切なのは「価値観・気持ち」の
違いをハッキリさせて、共有すること
→戦略目的についての合意や、納得を培うこと
・「価値観・気持ち」を共有する
コミュニケーションが
戦略実行には効果的
・人間には感情があって、
その感情が行動に大きく影響する。
・納得の根底にあるのは
「気持ちが分かること」
「出発点を理解すること」
だからこそ、相手の価値観を聴くことが大切。
・コミュニケーションに
効率を求めれば求めるほど、
効果(目的合意や納得)が薄れる
・リーダーは戦略を
実行しなかった場合の地獄と
戦略を実行した先にある天国を
きちんとコミュニケートして
メンバーの力100%を実行に向かって
全力を出させないといけない。
・戦略実行に100%力を発揮しないと、
実行が悪かったのか、戦略が悪かったのか、
原因がハッキリしなくなってしまう。
・だからこそ、戦略が悪かったことを
証明するために、戦略に納得がいかないときほど
100%全力で戦略を実行しなければならない。
・戦略の核となる目的に関しては
必ずブレないように常に確認する必要がある
単純なコミュニケーションの本は
いろいろありますが、
1対1のコミュニケーションと
組織の中でのコミュニケーションでは
コミュニケーションの目的が違います。
組織でのコミュニケーションの目的は
あくまでも戦略を実行させるための
コミュニケーションです。
つまり、「価値観・気持ち」を共有する
コミュニケーションこそ
組織でのコミュニケーションに大切なものです。
私たちは効率を追求するあまり、
組織で本当に必要なコミュニケーション
(「価値観・気持ち」の交換)を
おざなりにしてきたかもしれません。
今一度、
効率ではなく効果的な
コミュニケーションを
考えてみてはいかがでしょうか。
コミュニケーションには時間がかかります。
それが、「価値観・気持ち」の交換であれば
なおさら時間がかかります。
時間がかかるということはコストがかかる
ということです。
ですから、めんどくさい、時間がかかる
「価値観・気持ち」の交換には
時間を投資してきませんでした。
しかし、一見時間=コストがかかる
コミュニケーションですが、
その方が効果的である、
つまり、投資した以上に効果があるのであれば、
ぜひ時間をかけてでも取り組んだ方がよい
といいうことになります。
「価値観・気持ち」の交換の時間を
きちんと定期的に取るために、
1on1を制度化するという方法もあります。
意識しないと時間を取らないのが
「価値観・気持ち」の交換という
コミュニケーションです。
ぜひぜひ時間を投資してみてください。
必ず効果が出ると私は信じています。
それではまた明日~
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