
毎日ブログ生活2796日目
事務所の扇風機が壊れて、
ずっと不便な日々を過ごしていました。
ついに扇風機を買ってきました。
快適です。
閑話休題
昔、企業内研修の講師を
させていただいた会社の
管理職の方と久しぶりに
話していた時、
「あの研修で先生が
話してくれたことを
きっかけに部下が前向きに
仕事をしてくれるようになった」
という報告を受けました。
その研修はパワハラ研修だったのですが、
その時にその部下からこのような
質問を受けました。
「できない仕事を命令されるのは
パワハラですよね?」
さて、これはパワハラでしょうか?
この時に私が答えたのは
以下のような内容です。
「雇用契約というのは、
会社の命令に忠実に従い、
労働するから賃金を払う
という契約です。
今の世の中には合わないかもしれませんが、
法律的に言えば、雇用契約は
労働者の時間を会社に売り渡している
契約になります。
ですから、
業務時間中は原則として
業務命令には従い、
労働する義務があります。」
当然、その業務命令が
本当にスキル的あるいは時間的に
無理難題であり、
部下を困らせる
意図があるのであれば
パワハラかもしれませんが、
その部下がもう少し頑張ればできると
上司が信じて命令した業務であれば、
歯を食いしばって
業務を遂行する義務が
部下にはあります。
上記の質問をした部下の方は、
この会社でもともと
将来を有望視されている人材でした。
彼が前向きに仕事に
取組むようになってくれた
というのは、
本当に喜ばしいことでした。
法律的な
「労働契約は時間を売り渡している」
というのは、
民法が出来た明治時代の考え方ですので、
人としての尊厳が叫ばれる現代においては
そぐわない部分もあると私も思います。
しかし、だからと言って
やりたくない仕事を
拒否できるわけではない
ということは、
従業員にはしっかりと
分かってもらいたいものです。
それではまた明日~
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