お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

求人に困るのは、今の価値観についていけてないからです。

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毎日ブログ生活2795日目

 

 

 

お盆前、作業もいろいろありますが、

未来に向けた活動も徐々にしています。

 

 

緊急ではないけれども

重要なことを考えて進める

機会にしていきたいです。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

最近、何人かの経営者から

「採用できない」

「どこに人が行ってしまったのだろう」

というような話を聞きました。

 

 

 

残酷ですが、

そういうことをいう経営者は

世の中が変わっていることを

分かっていません。

 

 

 

 

採用できないという経営者は、

もう少し厳密に言えば

「(安い賃金で)採用できない」

「(自分に都合の良い人材が)採用できない」

という本音が見え隠れしています。

 

 

 

 

先日お会いした経営者さんは、

「年間で200人の応募がある」

と言っていました。

 

 

 

 

ですから、人は何処かに居るのです。

 

 

 

しかし、残念ながら

あなたの会社は選ばれていない

ということが言えます。

 

 

 

選ばれない理由は

大きく分けると2つあります。

 

 

 

1つはそもそも存在が知られていない。

 

もう1つは会社に魅力がない。

 

ということです。

 

 

 

 

存在が知られていない

というのは、

 

単純に求人に予算を

割いていないからです。

 

 

 

本気で求人をする会社は

年間で数十万円から数百万円を

求人広告に投資しています。

 

 

 

また、お金がないのであれば、

どうしたら露出が増えるのかを

工夫しています。

 

 

 

今ならハローワークだけではなく

SNSなどもありますからね。

 

 

 

単純に露出が少ない

と言えるでしょう。

 

 

 

 

そしてもう1つ。

会社に魅力がない。

 

こちらの方が深刻な問題です。

 

 

 

 

「なんでもかんでも

とにかく人出が欲しい」

という求人は

今後求職者から

見向きもされなくなります。

 

 

 

 

今の若い人たちは

「何のために働くのか。」という

仕事に意義を求めています。

 

 

 

 

生きていくだけなら

何とでもなる飽食の時代において、

 

「食べるため」

「稼ぐため」というのは

 

仕事をする意義には

なりにくくなりました。

 

 

 

昔は

「もっと良い生活がしたい」

「もっと豊かになりたい」

というのが働く動機に

なったのでしょうが、

 

現在はそういう時代ではなくなりました。

 

 

 

 

「働くのはほどほどにして

自分の趣味を楽しみたい。」

 

「どうせ働くなら

意義ある仕事をしたい」

 

など、「働く」において

多種多様なニーズが出てきています。

 

 

 

また、

「効率よく働きたい」

「無駄な仕事はしたくない」

という傾向も強くなっていると感じます。

 

 

 

「その作業、イマドキ手作業ですか」

と効率の悪さから退職した若手がいる

という話も聞いています。

 

 

 

 

ですから、

時代の流れや現在の価値観に

合わせて経営者側も

パラダイムシフト(価値観の転換)を

しなければなりません。

 

 

 

 

まず、そもそも

安い賃金で雇う

という考え方を

考え直した方がよいです。

 

 

 

今後、少子化が進んで

若いというだけで

貴重な人材となります。

 

 

 

賃金は需要と供給のバランスで

決定されます。

 

 

 

若い人材(=供給が少ない人材)

を安く採用しようというのは

なかなか厳しくなります。

 

 

 

 

ですから、若い人材にも

多くの賃金を支払えるような

仕事の仕組みが必要になります。

 

 

 

ようするに、

儲かる仕組みが必要です。

 

 

 

そして、最小の投入で

最大の効果が出るようにします。

 

 

 

労働時間が少なくて

儲かる仕組みが必要なのです。

 

 

 

この仕組みを作ることが

できる会社には人が集まり、

 

儲かる仕組みが作れない会社は

人が集まらなくなります。

 

 

 

 

こうして

強者はどんどん強くなり、

弱者はどんどん弱くなる

という現象が起きます。

 

 

 

 

また、理念経営をしているかどうかも

今後の求人にはとても重要になってきます。

 

 

 

その会社が存在している意義・目的は?

その会社がどのように社会に貢献しているのか?

その会社で働く上で大切にしている価値観は何か?

 

 

 

こうした想い(ミッションビジョンバリュー)に

共感して応募して来て、採用された人材は

初めから自社の文化に共感しているので

管理コストや教育コストを抑えることが出来ます。

 

 

 

 

単に儲かればいいと思っている経営者は

想いを言語化して周りに伝えるということを

めんどくさいこと

時間や手間がかかって煩わしいこと

と考えます。

 

 

 

しかし、儲かればいいからという考え方で

誰でもいいから採用するということをすると、

 

自発的に働かない社員となって

かえって儲からない、手間がかかる

ということになります。

 

 

 

 

ということで、

採用しようとしたら、

 

・仕事に対する想いを

明確に言語化して発信する

 

・従業員に高い給料を払う

(多くの休日を与える)には

どうすればいいのかと発想を転換して

儲かる仕組み作りをする

 

・想いや儲けの仕組み(戦略)、

労働条件(賃金・休日・キャリアパス)などを

可能な限り発信し続ける

 

ということが必要です。

 

 

 

 

今までと同じ考え方だと、

今後は全く採用できなくなります。

 

 

 

 

改めて、

経営者自身の価値観を

転換(パラダイムシフト)

していきましょう。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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