毎日ブログ生活1913日目
あるクライアントが
まだ誰にも話していないという
ビジョンを語ってくれました。
クライアントにとって
この人ならしゃべってもいいかな
と思われる存在になれているのは
本当にうれしいことです。
ちょうど現在読んでいる
地上最強の商人第8巻には
以下のようなくだりがあります。
私は聞いてくれる人を選び、
また、話す言葉を選びつつ、
慎重に、しかし高らかに、
私の抱負と理想を宣言する。
一旦口にした以上、
みっともないので、
私はその言葉を取り消すことはない。
かくて私は自分自身の
予言者になるわけである。
きっとこのクライアントは、
おっしゃったビジョンを達成されると
私は確信しています。
クライアントのビジョン実現の
一助となれるように私も精進します。
閑話休題
社長と言う人種は、
一度ビジョンが見えると
最短距離でそこに行こうとします。
確かに、早く行きたい気持ちは分かります。
しかし、
そのスピード感で進もうとすると
途端に組織に足を止められます。
ビジョンに向かって進んでいくとき、
必ずどこかで組織の変革が起こります。
この変革が起きるとき、
組織はUの谷をくぐることになります。
この谷をくぐるときに
ものすごい不安と恐怖に襲われます。
ビジョン型の社長の場合、
この谷をくぐるスピードが
かなり速いです。
それは、社長は今まで何度も頭の中で
シミュレーションしているからです。
変革後のビジョンが見えているし、
それを何度も自分の頭の中で
確認しているからです。
しかし、従業員はそうはいきません。
社長が急に変革するぞと言っても
すぐには受け入れられないのです。
社長とは考えている時間数も
圧倒的に違います。
また、思考パターンの特性で、
極端に変化を嫌うという人もいるわけです。
このUの谷をくぐることを恐れ、
なかなか変革しない(成長しない)従業員に
社長はヤキモキすることになります。
私の師匠、
和仁達也氏は
より早くいきたければ1人で行け、
より遠くへ行きたければみんなで行け。
と言っています。
より大きなビジョン達成のためには、
1人ではなくみんなで(組織で)行く必要があります。
組織の成長は組織の中で一番遅い人に制約されます。
みんなで行くには、
組織の中で一番遅い人が
ボトルネックとなるため、
一番遅い人に合わせる必要があります。
この速度の違いに社長のジレンマが出てきます。
ですが、より大きなビジョンを達成したい社長は、
逆説的ではありますが、待つことによって
実は早くビジョン達成する可能性が高まります。
早く行きたい気持ちは分かりますが、
それを抑えて、組織の成長を我慢して待つことも
大きなビジョン達成には必要なことなのです。
それではまた明日~
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