お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

部下に改善点が伝わるように伝えるために大切な1つのこと

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毎日ブログ生活1912日目

 

 

 

昨日はチームビルディングの復習会を行ったり、

SDGsの研究会に参加したりして過ごしました。

 

 

たまっていた本にも目を通しました。

 

 

インプットデイでしたね。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

よく

部下に何度言っても伝わらない

という話を聞きます。

 

 

 

 

部下に改善してもらいたい

と思うことを伝えても伝わらない

ということでした。

 

 

 

ある経営者に

具体的にはどうやって伝えているんですか?

とお伺いすると、

伝わらない正体が見えてきました。

 

 

 

 

伝わらない理由は、

主観を伝えているように感じられてしまう

ということでした。

 

 

 

具体的というと、

 

主観だけを伝えていて、

客観的な事実を伝えていない

ということです。

 

 

 

例えば、

 

あなたは不貞腐れています。

という表現は、

一見すると客観的に見えます。

 

 

しかし、

実はこれは相手の表情から

読み取った主観なのです。

 

 

 

 

 

 

事実には客観的事実と主観的事実の2つがあります。

 

 

 

 

客観的事実とは、

だれがどう見ても変えようのない正真正銘の事実

 

 

です。

 

 

 

例えば、交通事故があったというのは客観的事実です。

 

 

 

交通事故があった事実は変えられません。

 

 

 

 

主観的事実とは

客観的事実を見て聞いて知って、

あなたがどう思ったのかと言う解釈

 

 

です。

 

 

 

例えば、「交通事故を見て悲しくなった」と言った場合の

「悲しくなった」の部分が主観的事実です。

 

 

 

あなたが「悲しくなった」と思ったという事実は変えられないので

確かに事実ではありますが、その解釈は人によってまちまちです。

 

 

 

ひょっとすると他人の事故を見て

愉快に感じる人もいるかもしれません。

 

 

 

誰が見ても全く同じになる、ということはありません。

 

 

 

 

 

 

この客観的事実と主観的事実を区別することなく

相手に伝えてしまうと、

相手は「また主観でものを言っている」となり、

伝わらなくなってしまいます。

 

 

 

部下に指示・命令・注意・指導する場合、

必ず客観的事実に基づいて話をする

必要があります。

 

 

 

具体的にどんな行動が問題だったのか

具体的にどんな行動をしてほしいのか、

客観的事実ベースで行うと

少なくとも主観で話すよりは

伝わるようになります。

 

 

 

では、どうすれば客観的事実と

主観的事実を区分けして考えることができるのか

が重要です。

 

 

 

 

 

 

これは、1つは訓練です。

 

 

 

経営コンサル会社

マッキンゼーのノート術で有名な

3分割法というものがあります。

 

 

 

ノートを縦に3分割して、

事実・解釈・行動

を分けて書くというノート法です。

 

 

 

このノート法は

雲・雨・傘

と例えられます。

 

 

 

空の雲を見て(客観的事実)

雨が降ると思ったので(主観的事実・解釈)

傘をもって出かける(行動)

 

これが3分割法の基本的なやり方です。

 

 

 

 

このノートの取り方を

継続的に行うことが

事実・解釈を切り分けるための

訓練になります。

 

 

 

事実ベースで部下と話をすることが

部下に伝わる秘訣となります。

 

 

 

客観的事実と主観的事実を

分けて考えるクセをつけていきましょう^^

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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