お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

「1人当り売上」では優良企業か判断できません

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毎日ブログ生活1547日目

 

 

 

昨日、ある会で

ご一緒している方が開業された

パン屋さんに行ってきました^^

 

 

 

愛知県瀬戸市にある

anopan(あのぱん)です。

 

 

 

 

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開業日に行こうかと思っていたら

インフルエンザになったため

行けずじまいでした。

 

 

 

今回ささやかなではありますが

お祝いを送りました。

 

 

 

 

時間帯的にちょうど

いろいろ売り切れに

なっているところでしたが、

 

 

クリームパン

あんバタぱん

ブリオッシュ

もちまる

しろまる

バケット

食パン

を購入。

 

 

 

とてもおいしかったです^^

 

 

 

個人的には

あんバタともちまるがお勧めです。

 

 

 

お伺いできて良かったです^^

 

 

 


 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

先日、経営者仲間が

どのぐらい売上を上げたら優良企業なのか

ということを話していました。

 

 

 

 

その時には

1人当たりの売上高がいくらだ

という話をしていましたが、

 

正直、1人当たりの売上高では

優良企業かどうかは判断できません。

 

 

 

 

なぜならば、

利益を出すために必要な売上は

業種によってかなり変わるからです。

 

 

 

 

ではどのようにして

判断すればよいのか。

 

 

 

 

いろいろな指標があるのですが、

結論を言うと私は、

 

 

1人当たりの粗利額

(厳密には1人当たりの限界利益額)

 

 

で判断するのがよい

と思っています。

 

 

 

 

なぜ1人当たりの粗利額がよいのか、

説明が長くなりそうなので

2日に分けて説明したいと思います。

 

 

 

 

まず、今日は

そもそも粗利(限界利益)とはなんなのか

ということを説明したいと思います。

 

 

 

 

お金のブロックパズル図

を見てみましょう。

 

 

 

会社に入ってくる

一番初めのお金は売上です。

 

 

 

この売上を稼ぐために

必ず支払わなければ

ならないお金があります。

 

 

 

これを変動費と言います。

 

 

 

売上に比例して変動する費用だから

変動費と言います。

 

 

 

 

例えば、ペットボトル1本を

150円で売ったとします。

 

 

 

この時、このペットボトルを売るためには

「仕入」をする必要があります。

 

 

 

仮に、このペットボトルを

1本100円で仕入れたとすると

150円売り上げるのに100円かかります。

 

 

 

仮にこのペットボトルが

2本売れたとします。

 

 

 

すると、売上は

150円×2本=300円、

つまり倍になります。

 

 

 

この場合、仕入は

100円×2本=200円、

つまりこちらも倍になります。

 

 

 

このようにして、

 

 

販売個数に比例して

増える経費が変動費

 

 

です。

 

 

 

ということで、

小売業の場合の変動費は

「仕入」です。

 

 

 

この変動費ですが、

業種によって変わります。

 

 

 

 

例えば、タクシーを

考えてみましょう。

 

 

 

タクシーの場合、

仕入はありません。

 

 

 

しかし、タクシーの場合、

売上は移動距離に比例しています。

 

 

 

移動距離に比例して出ていくお金は

ガソリン代、つまり「燃料費」です。

 

 

 

ですから、

タクシーの場合の変動費は

「燃料費」ということになります。

 

 

 

 

他には、製造業や

建設業で考えてみましょう。

 

 

 

 

製造業や建設業の場合、

材料代がかかってきます。

 

 

そして、材料代の他に

実は外注費がかかっています。

 

 

 

 

ですから、

製造業や建設業の場合、

「材料費」と「外注費」が

変動費になります。

 

 

 

 

このようにして変動費の内訳は

業種によって大きく変わります。

 

 

 

 

そして、売上から変動費をひいた額が

粗利(正確には限界利益)となります。

 

 

 

 

今日覚えておいていただきたいのは

 

 

1.販売個数に比例して出ていくお金が変動費

2.変動費の内容は業種によってさまざま

3.粗利(限界利益)とは、売上ー変動費

 

 

 

ということです。

 

 

 

明日は、

 

なぜ優良企業かどうかの判断に

1人当たりの売上額ではなく

1人当たりの粗利額を使った方が良いのか

 

というところに

踏み込んでいきたいと思います。

 

 

 

 

明日のキーワードは「粗利率」です。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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