毎日ブログ生活1834日目
昨日は私の出身校である
愛知学院大学文学部心身科学部
同窓会の理事会でした。
(私は当時の文学部心理学科卒。
現在は心身科学部心理学科になっています。)
今年度はコロナで
第一回理事会も総会も
書面決議でした。
そのため、リアルでお会いできるのは
今年度初めてでした^^
閑話休題
この理事会ですが、
議論が紛糾しました。
詳細は伏せますが、
議案が1つ否決されるぐらいに
紛糾しました(笑)
で、これは
と私は思ってみていました。
組織の成長を考えた場合、
議論が活発になってギクシャクするのは
必要なことなのです。
組織が形成されると
まずはお互いのことが良く分からないので
お互いを探るところから始まります。
これが形成期(フォーミング)です。
形成期は相手のことが分かりませんから、
遠慮が働きます。
この状態だと言いたいことが言えない
ということになり、
組織としては表面上うまくいっているように見えても
実際のところはうまくいかないとなります。
そして、徐々に自分たちの意見を主張するようになります。
これが嵐期(ストーミング)です。
この時にはいろんな意見が飛び交うので
関係性もギスギスします。
それでも、お互いが遠慮せずに
意見を言い合うことが大切なのです。
そして、嵐を抜けると
新しいルールや方向性が出てきます。
これが秩序期(ノーミング)です。
ノーミングを抜けると成果(変化)が訪れる
トランスフォーミング(成果期)に移行します。
今回の理事会が紛糾したのは
まさしくこのストーミングに
突入したことを意味しています。
こうしたことが分かっているので、
今回の紛糾がよいことだったと
私は心の中でニヤニヤしていました。
しかし、メンバーの中には
嵐を恐れる人がいます。
こういう人たちのことを
フォーミング体質といいます。
フォーミング体質の人は
ストーミング(嵐)に入ることを拒み、
フォーミングに戻そうとします。
このときに、
フォーミングに戻ってしまうと
組織として成果を出すことが
できなくなってしまいます。
ですから、議論(ストーミング)を恐れずに、
活発に意見を伝え合うことが大切なのです。
また、組織のリーダーは
自分の意見と違う意見を排除するのではなく
対話することが求められます。
私は○○と思います。
なぜならば・・・だからです。
あなたはどう思いますか?
と、理由や背景、価値観も伝えながら
相手の意見を求めます。
これに対して
私は△△と思います。
なぜならば・・・だからです。
となります。
価値観も強み弱みもそれぞれ違う人が
集まって組織が成り立っています。
ですから、
なぜそのような結論になったのか、
理由や背景の説明がなければ
他の人には伝わらないわけです。
人は理由が分かって初めて動くことができます。
結果や結論だけを伝えられても
メンバーは動けないわけです。
そして、リーダーは
組織のビジョンを示す義務があります。
この組織は何のために存在しているのか(目的)、
何を目指すのか(ビジョン)、
そのために具体的にいつまでに何をやるのか(目標)
それがなければ、
組織のメンバーは何をやればいいのかが分かりません。
組織のトップに必要なのは
ビジョンと目的目標を示すことです。
今回の理事会で
組織を体感する場として
とても貴重なケーススタディでした^^
1つ問題があるとしたら、
私以外のメンバーは
こうした組織の成長過程を知らない
ことにあるのでしょう。
この考え方が
メンバー全員に伝わると
もっとよい組織運営ができるようになると
私は思っています。
それではまた明日~
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