毎日ブログ生活1789日目
昨日は少し早く休めるかなと思ったら
次男から将棋やってくれ攻撃。
結局寝たのは12時近く。
どこかで少し休みたいですね。
閑話休題
私がもともと信用金庫に
いたことを知っている
ある方から
定期預金を担保に入れて
お金が借りられる
と聞いたのですが本当ですか?
と質問を受けました。
答えはYesです。
と呼ばれる商品です。
一番分かりやすいのは
総合預金通帳です。
総合預金というのは
普通預金と定期預金を
同じ通帳内で管理できるものです。
通常、銀行で通帳を作ると
こちらから指定しない限り
総合預金通帳が発行されます。
で、この総合預金通帳で定期預金を作ると、
仮に普通預金残高が足りない場合でも
定期預金の9割の金額まで引き出すことができます。
これは定期預金を担保に
お金を借りているとみなされます。
多くの場合、年に2回、
普通預金の金利を支払うタイミングで
金利を支払うことになります。
これが預金担保貸付の
代表的な例と言えるでしょう。
これとは別に、
定期預金の証書をそのまま
担保に入れることもできます。
例えば1000万円の定期預金があったとして、
これを担保に入れると1000万円まで
借りることができます。
当然ですが担保に入れているので
この定期預金を解約することはできません。
さて、この後者の預金担保貸付、
実は金融庁は非常に問題視しています。
なぜなら、銀行側に圧倒的に
有利な取引だからです。
1000万円貸し付けるのに
1000万円の預金を担保に取る
ということは、
事実上銀行は1円も
お金を支払っていません。
銀行側はノーリスクです。
それにもかかわらず
金利だけはきちんと取るわけです。
低金利とはいえ
これは貸付0円で金利だけを
せしめる結構エグい商売となります。
事実上の金利は∞%となります。
ということで金融庁が
この取引には目を光らせています。
銀行側はこのことを知っているので、
基本的に預金担保貸付を行うことはありません。
ちなみにこの考え方は
ほかの融資にも当てはまります。
例えば、1000万円を金利3%借りて、
そのうちの700万円を使わずに
同じ銀行に置いておくとします。
すると、銀行側から見ると
300万円だけ貸して
1000万円×3%=3万円
の金利を得られます。
実効金利は3万円÷300万円=10%
となるわけです。
表面上は3%で貸していても、
実際の金利は実は10%も取っている
となります。
また、銀行側からすると、
融資と預金が同時にある場合、
民法上の「相殺」という手続きを行うことで
融資と預金を相殺して
優先的に融資を回収することもできます。
借りたお金は速やかに
違う銀行に移したほうがよい
と私がよく言っているのは
こういうことがあるからです。
ちなみに、お金も含めて
もっと稼げる経営をしたかったら
下記HPも見てみてください^^
それではまた明日~
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