小林製薬不祥事の初期にこれをしていたら被害が少なく済んだかもしれません

毎日ブログ生活3030日目

 

 

 

昨日は桜まつりの手伝いで

岩倉焼きそばを焼いていました。

 

 

 

何が疲れるかっていうと、

鉄板の焦げを落とす作業です。

 

 

 

おかげで今日は両腕が

パンパンです。

 

 

 

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閑話休題

 

 

 

小林製薬の紅麹の事件が

なかなか大変なことになっています。

 

 

 

健康被害が相次いでいますが、

その最初の報告を受けたのが

2月初旬だったという報道もあります。

 

 

 

もし、初めの段階で

何らかの形で情報を公表していれば

ここまで被害が拡大しなかった

可能性があります。

 

 

 

自社に不都合な真実が判明した場合、

その事実を隠したくなるのが人情だと

私は思います。

 

 

 

もし、自分が同じような状況に

直面した場合、私も同じように

隠すという行動してしまう可能性も

あります。

 

 

 

実際に、今から約1年ぐらい前に

細かいことは伏せさせていただきますが、

私の事務所自身も同じように

なかなか公表したくない

不都合な事態に直面しました。

 

 

 

その時に私が

真っ先に確認したのは

経営理念です。

 

 

 

私の事務所の

HPトップページには

 

「ビジョナリープラン」

と題した経営理念と、

 

「バリュー」と題した

こだわりたい価値観を

表示してあります。

 

 

 

 

 

その中に

一生お付き合いする誠実さで関わり、

いつでも身を切る覚悟で

クライアントに真剣に向き合い、

伝えた方が良いことを正面から伝える。

というバリューが

あります。

 

 

 

これを見ることにより、

「クライアントにちゃんと

正直に伝えるべきだ」

と気持ちを固め、

 

きちんと不都合な事実を

対象となるクライアントに

正直にお伝えすることができました。

 

 

 

結果的に、

大事にはならなかったのですが、

 

初期対応として

間違わなかったのは

 

平時に大切にしたい想いを

きちんと言語化

(経営理念の明文化)してあり、

 

かつ、言語化された経営理念の

使い方を知っていたからです。

 

 

 

経営理念の使い方は

いろいろあるのですが、

 

その中の1つが

有事への対応です。

 

 

 

有事の際に経営理念を読んで

その理念通りに行動することにより、

 

本来、自社がどうあるべきか

ということに沿って行動できます。

 

 

 

今回、小林製薬の

経営理念を見てみました。

 

 

 

するとトップ画面に出てきたのは

こんな言葉です。

 

 

我々は、絶えざる創造と革新によって
新しいものを求め続け、
人と社会に素晴らしい「快」を提供する

 

 

また、行動憲章の中には

以下のような文章もありました。

 

 

 

（消費者・顧客との信頼関係）
６．お客様・取引先に対して、

製品・サービスに関する適切な情報提供、

誠実なコミュニケーションを行い、

信頼の獲得と満足の向上を図ります。

 

 

 

 

 

もし、不祥事が発覚した当時、

これらの文章を見返すことができたら、

行動は変わっていたのではないかと

私は感じました。

 

 

 

 

経営理念は作って終わりではありません。

 

 

 

使用して初めてその価値が発揮されます。

 

 

 

使われない経営理念など、

無い方がマシです。

 

 

 

今回の件で小林製薬は残念ながら

お題目として経営理念を掲げているだけで

全然運用されていないことが

発覚してしまいました。

 

 

 

大企業になればなるほど、

経営理念の浸透や運用が

難しくなることは

私も重々承知しています。

 

 

 

しかし、少なくとも

企業のトップや幹部は

経営理念通りに行動しなければ、

口先だけかと言われてしまいます。

 

 

 

経営理念に沿った経営を実行して、

顧客にも、世間にも、従業員にも

必要とされる会社を目指していきましょう。

 

 

 

それではまた明日～

 

 

 

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