お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

ビジョン共有に問題がある会社を良くする3つの処方箋

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毎日ブログ生活3004日目

 

 

 

やっと妻の容体が

良くなってきました。

 

 

私は昨日の午前中までは

あまり良くなかったですが、

ランチは普通に食べられました。

 

 

おそらくもう大丈夫かと思います。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

先日、ある管理職の方に

無料相談を行いました。

 

 

 

無料相談の時に

やらせていただくのは、

・現状の整理

・理想の状態の明確化

・現状と理想のギャップ出し

・小さな行動の決定

です。

 

 

 

これらを会話の中で行うことが

コーチングスキルの1つです。

 

 

 

で、いろいろ話を伺うと、

理想の状態が漠然としすぎていて

ぜんぜん言語化できません。

 

 

 

つまり、社長が行いたい

ビジョンの共有ができていない

ということが見えてきます。

 

 

 

ビジョンの共有は

人材力×組織力×関係力

で言うところの組織力に該当します。

 

 

 

 

 

 

まずは組織力(ビジョンの共有)に問題がある

と考えることができます。

 

 

 

 

この会社では

・社長のビジョンが不明確

・社長のビジョンが語られていない

・社長のビジョンが共有できていない

のどこかに問題がある

と考えられます。

 

 

 

社長のビジョンが不明確

 

 

 

まず、そもそも

社長がビジョンを描けていない

ケースがあります。

 

 

 

この場合、

社長がどんな会社にしたいのかを

きちんと時間を使って向き合って

言語化していく必要があります。

 

 

 

まずは社長がやりたい未来を

明確にするために、

コーチングセッションから始める

ことがよいと思われます。

 

 

 

コーチングとは

相手の目標達成を支援するための

コミュニケーションスキル

です。

 

 

 

目標達成を支援するということは、

そもそも目標を明確にしなければなりません。

 

 

 

ですから、事業の目的(ミッション)

どうなりたいか(ビジョン)

それを達成するためにどんな目標(数値)にするか

ということを対話の中で本人に考えてもらいます。

 

 

 

完璧なビジョンなんてありえませんし、

そもそもビジョンは達成されれば

塗り替えられていくものです。

 

 

ですから、ある程度

人に話せる形になったら、

完成度6割ぐらいで次の段階に進みます。

 

 

 

社長のビジョンが語られていない

 

 

 

次に、仮にビジョンが

言語化されていても、

それを伝えていない

というケースがあります。

 

 

 

この理由には、社長自身が

あまり自分が考えていることを

外に出さないという行動特性を

持っている可能性があります。

 

 

 

こういう社長は

自分では十分に言っているつもりだけれども

実は全然語られていないということがあります。

 

 

 

このケースの場合、

全社員ミーティングの場で、

社長インタビューを行うことが効果的です。

 

 

 

全社員ミーティングの場で

誰かがインタビュアーとなって、

社長にいろいろ聞きます。

 

 

 

すると、社長は質問に

答えるだけなので、

話しやすくなります。

 

 

 

そしてある程度

社長にビジョンを語ってもらったうえで

社員にも将来のビジョンを考えてもらいます。

 

 

 

社長のビジョンが共有できていない

 

 

 

社長のビジョンが伝えられても、

そのビジョン達成が自分事でなければ、

社員が同じ方向に向かって進むことはありません。

 

 

 

例えば、社長インタビューの場で、

社員にもそのビジョンが達成できた時に

自分自身にはどのような良いことがあるのかを

考えてもらったり、

 

さらに社員から社長への

質問を受け付けたりして、

 

会社(社長)のビジョンと

社員個人のビジョンを紐付けてもらいます。

 

 

 

もし社長インタビューをしないのであれば、

社長と幹部でビジョンを共有する時間を作ります。

 

 

 

もし、定期的に幹部会議を開いているのであれば、

その時間を問題解決だけに充てるのではなく、

ビジョンの共有に充てる時間を確保していきましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

 

会社の問題解決をする時、

目の前の問題を解決するのではなく、

 

理想の状態を先に描いて、

その理想を達成するためには

どうすればいいのか、

 

という着眼点で問題解決した方が

問題解決はうまく行きます。

 

 

 

ですから、

理想を先に描くというのは

遠回りのように見えて

実は問題解決の近道になります。

 

 

 

ミッションビジョンバリューが

伝わっていない会社というのは、

人材力×組織力×関係力

の組織力が著しく低い状態です。

 

 

 

この状態だと、

何をやっても組織はうまく行かない

ということになります。

 

 

 

私の経験上、零細企業の多くは

組織力が低いことが多いです。

 

 

 

ビジョンの明確化と共有化に

時間を投資して、

組織力の強い会社にしていきましょう。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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