お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

ある社長が評価面談を月2回行う理由

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毎日ブログ生活2946日目

 

 

 

昨日は

市のスポ少全体の卒団式

でした。

 

 

 

次男がスポ少で

野球をやっていたので

出席となりました。

 

 

 

スポ少野球の卒業も

小学校の卒業も

もうすぐです。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

ある経営者の話です。

 

 

 

「月に2回、評価面談をしている」

とおっしゃっていました。

 

 

 

「半月に1度評価表をつけて面談して、

年に評価表が24枚作られる」

ということでした。

 

 

 

その理由は

「忘れてしまうから」

というものでした。

 

 

 

この「月に2回」という単位は

非常に合理的な単位です。

 

 

 

1か月に1回だと

上司も本人も忘れてしまう、

 

1週間に1回だと

とてもいいけど業務的に厳しい。

 

 

 

また、

「仕事に関する9つの嘘」という

著書によると、

 

1週間に1回面談すると

エンゲージメント

(会社との約束を果たそうとする意識)

が高まるけれども、

 

1か月に1回の面談だと

返ってエンゲージメントが

下がるという検証結果もあるそうです。

 

 

 

 

 

 

ですから、

面談の頻度として

1週間に1回が理想だが、

 

月に2回というのが

現実的なのだと

 

私がチームビルディングを

勉強している仲間の中では

考えてられています。

 

 

 

 

そして、この経営者が

話している「評価面談」

というのは、

 

フィードバック面談

に近いのかなと思っています。

 

 

 

 

フィードバックというのは

目標に対して

どの程度離れているのか

を伝える行為です。

 

 

 

 

 

 

つまり、評価を通じて

 

「あなたは目標に対して

このぐらい離れていますよ」

 

ということを伝えるための

面談だと感じました。

 

 

 

 

本来であれば、

評価面談と

フィードバック面談は別物です。

 

 

 

 

評価面談というのは

文字通り評価を伝える面談です。

 

 

 

「あなたの評価は

(S・A・B・C・D)ですよ。」

と伝える行為です。

 

 

 

評価はその後の給料や賞与や昇進などに

直接反映する項目です。

 

 

 

本来であれば評価面談のたびに

給料や賞与に変動があるはずです。

 

 

 

ここまでやっているなら

文字通り評価面談なのでしょう。

 

 

 

フィードバック面談は

「目標に対して

これだけ離れていますよ」

と伝える行為です。

 

 

 

評価という方法を通じて

 

「あとこれだけやってほしい」

「あとこれだけ成長してほしい」

 

ということを

伝えているだけなのであれば

実質的にはフィードバック面談

なのでしょう。

 

 

 

フィードバック面談を

月2回行うと、

部下が軌道修正する機会が

月に2回あるということになります。

 

 

 

また、2週間に1度だと

記憶が鮮明なため、

 

具体的に

「あの時のあの行為が

こんなよくない影響があったよね」

と伝えることができます。

 

 

 

フィードバック面談の基本は

S(シチュエーション)どんな場面で

B(ビヘイビア)どんな行動が

I(インパクト)どんな影響を与えたのか

をこの順番で具体的に伝えることです。

 

 

 

記憶が鮮明なうちに

これをやれるのとやれないのでは

随分その後の結果が変わります。

 

 

 

こうしたことを伝えられるように

日頃から部下を観察してメモをしておく

ということが大切になってきます。

 

 

 

ということで、

月2回のフィードバック面談は

非常に合理的で

部下と会社の成長のためには

とても良い仕組みだと私は思います。

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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