
毎日ブログ生活2762日目
先日、電車に乗ってから
長財布を忘れたことに
気づきました。。。
しかし、
マナカ(交通系ICカード)と
クレジットカードだけで
何とかしのげてしまいました。
キャッシュレスで
1日過ごせてしまう。
すごい時代になったものです。
(イマドキ時代遅れか^^;)
教訓
「出発直前にカバンを変えてはいけない」
閑話休題
先日のブログで
黒字にするには
売上よりも粗利が大切
という話を書きました。
このときには、
「利益を出すには」
という着眼点で書いたのですが、
実は、お金を残すには
利益を出す=黒字にする
だけでは不十分です。
実は、「利益」が
イコール「あまったお金」
ではありません。
では、会社にお金を残すには
どのように考える必要があるのでしょう。
そのためには、
まず利益から先のお金の流れを見てみましょう・
利益からさらに出ていくお金があります。
利益が出ると真っ先に取られるのは、
そう、「税金」です。
利益(正確には「経常利益」)から
税金を引いて残ったお金を
税引後利益と言います。
そして、税引き後利益に
減価償却費という経費を足します。
(減価償却費の説明は割愛します。)
この「税引き後利益+減価償却費」に
名前がついています。
この名前を、「営業キャッシュフロー」と言います。
この営業キャッシュフローが、
会社が1年間かけて一生懸命働いて
本業で増えた現金の量になります。
そして、
営業キャッシュフローから
さらに出ていくお金が主に2つあります。
そのお金は、
借金の返済と設備投資です。
営業キャッシュフローから
借金の返済と設備投資を引いて
残ったお金が「残った現金」
となります。
このようにして、
実は利益よりも先にさらに
出ていくお金があるため、
単純に収支トントンでかろうじて
黒字にしただけでは、
会社にお金を残すことはできません。
(本来であれば、
売掛金買掛金在庫の増減や
配当の支払いなど、
他にも現金の出入りはありますが、
経営判断には大きくかかわらないので
割愛しています。)
では、どのように考えれば
お金を残すことができるのでしょうか。
まず、残したいお金の金額を決めます。
この金額は、
社長の考え方や
ビジョンによって
大きく変わります。
そして、
残したいお金の金額に、
今年の返済総額と
今年の設備投資に
必要な額を足します。
すると、必要な
営業キャッシュフローの金額が
確定します。
減価償却費と税金は
税理士さんに相談すれば
ある程度の概算額を
出してくれます。
必要営業キャッシュフローから
減価償却費を引いて
税引後利益を計算し、
税引後利益から
その税引き後利益を残すために
必要な利益額を計算します。
こうして初めて
ビジョン達成に必要な現金額を
残すために必要な利益額が計算できます。
先日のブログだと
粗利>固定費
になればとりあえず黒字
とお伝えしましたが、
現金を残すためには
粗利>予測固定費+必要利益額
を達成する必要がある
ということが分かります。
要するに、
必要粗利額を計算する際は、
上記お金のブロックパズル図の
右下から左上に向かって
逆算して考えていく必要がある
ということです。
単純に黒字を達成するだけの粗利額ではなく、
お金を残すのに必要な粗利額を
きちんと算出していきましょう。
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苦手な経営者向けの
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コラボセミナーで行います。
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今回は初級編ですので、
上記お金のブロックパズル図を使って
売上から利益までの
会社のお金の流れの仕組みを理解してもらい、
経費を削減する際の考え方をお伝えします。
興味がある方は是非お申し込みください。
それではまた明日~
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