
毎日ブログ生活2706日目
昨日はちょっとした
ご縁で知り合った方が
主催している会合に
参加してきました。
初対面の方が多い中、
第一印象ではなく、
第ゼロ印象を書いてみる
というワークを行いました。
なかなか新鮮な体験でした。
ちなみに、ある方が私のゼロ印象を
「娘が2人いそう」と言われましたが、
残念ながら我が家は坊主2人です^^
閑話休題
経営のヒントを得るために
カンブリア宮殿を見るようにしています。
今回のカンブリア宮殿は
波佐見焼という焼き物の
普及に尽力した会社の話でした。
2023年5月11日
放送 西海陶器 会長 児玉 盛介 (こだま もりすけ)氏
|カンブリア宮殿:
テレビ東京
波佐見焼を生産する波佐見地域は、
以前は有田焼の下請けとして
焼き物を生産し、「有田焼」として
販売されていました。
ところが、
食品の産地偽装問題の
あおりを受けて、
有田地域で生産している
焼き物以外を有田焼とは呼ばない
ということに
決まってしまったそうです。
当時の波佐見焼の組合理事長(?)が
と決断して、
独自のブランドを構築していき、
今では「世界のHASAMI」と言われるまでに
発展したという話でした。
この時の組合の理事長は
「できるかどうかは
分からないけれども
出発した」
のだと思います。
そして、当時
波佐見で焼き物を作っていた人たちは
「不安だけれどもついていく」
という選択をしました。
これがリーダーシップと
フォロワーシップだと
私は思います。
リーダーの語源には
「出発する」「死ぬ」
という意味があります。
ビジョンを描いて
出発できる人が
リーダーです。
そして、リーダーには
2人以上のフォロワーが必要です。
よく、ファーストペンギンの
偉大さが言われます。
しかし、実は、ファーストペンギンが
飛び込んでも
他のペンギンが1匹も続かなければ
ファーストペンギンの無謀
で終わってしまいます。
セカンドペンギン、
サードペンギンが
飛び込むからこそ、
その他大勢のペンギンが
一斉に飛び込んで
大きなうねりとなります。
さて、波佐見焼の話に戻します。
有田焼というブランドで売っていたのを捨てて
波佐見焼という全く新しいブランドで勝負する
というのは、
ビジネスの構造が大転換しています。
こうした構造を変化させるときには
必ず心理的な不安が押し寄せます。
組織開発のU理論(ゆーりろん)
という考え方があります。
構造を変えるとき、
U字の谷をくぐることによって
新しいビジョンに向かうことができる
という理論です。
この、Uの谷をくぐることこそ、
変革には必要です。
そして、Uの谷を下っていくとき、
谷底に落ちてしまうような恐怖感を感じます。
しかし、その恐怖感に打ち勝って進んでいった先に、
新たなビジョンが約束されています。
このUの谷を先陣を切ってくぐるのが
リーダーなのです。
そして、リーダーに続いて
不安や恐怖があっても
続いていくのがフォロワーなのです。
さて、当時の波佐見焼の
組合理事長は
有田焼の名前を使えなくなることを
素直に受け入れました。
自分にコントロールできないことに
固執するのではなく、
自分にコントロールできることに
注力しよう
という決意が見えます。
すべては自分の責任と
思える人なのだ
と私は感じました。
時流を読み、
変化を受け入れ、
新たなビジョンを描いて
ビジョンに向けて
出発できる人、
こういう人が真のリーダーなのだと
私は思います。
それではまた明日~
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