毎日ブログ生活2208日目
世間一般では休みモードですが、
私は今日まで仕事です。
年末の香りが漂いつつも、
気を引き締めて
今年最後の仕事に
臨みたいと思います。
閑話休題
キャッシュフローコーチとして
お金に関してサポート
させていただいている
企業に対して、
今後の打ち手を
一緒に考えることがあります。
そういう場合、
まずはお金のブロックパズル図で
会社のお金の流れの全体像をつかみます。
究極な話、利益を上げるためには
粗利を増やすか固定費を
減らすかの2つしかありません。
ここでポイントなのは、
売上ではなく粗利
(正確には限界利益)
で考えることです。
利益が出るか出ないかを
会計的に突き詰めて考えると、
で決まります。
ですから、利益を上げるためには
粗利を増やすか、固定費を減らすか
という方向で考えます。
粗利を増やす方法は大きく3つあります。
1.販売単価を上げる
2.販売数量を増やす
3.仕入単価を下げる
この3つに
4.固定費を減らす
を加えると、
利益を上げるために
変化させられる変数が
すべて出尽くしたことになります。
この4つの変数のうち、
どの順番で手を付けると
利益に影響が大きいかを
簡単に知る方法があります。
売上高
変動費
粗利
固定費
の金額を抜き出して、
一番大きいものから順に
販売単価
仕入単価
販売数量
固定費
に手を付けた方が良いとなります。
ブロックパズル図で考えるならば、
ブロックの高さが高いものから順番
と言うことになります。
例えば、
売上100
変動費20
粗利80
固定費70
という会社の場合、
販売単価→販売数量→固定費→仕入単価
の順番で手を入れた方が
利益感度が高いということになります。
詳しい理屈を知りたい方は
下記の本をご参照ください。
ですから、
利益の改善を考える場合、
まずは利益感度を確認して、
どこから手を入れるのか
を考えます。
次に、各項目を細かく見ていきます。
固定費に関して言えば、
大きく2つに分けられます。
1つは人件費、
もう1つはその他の経費です。
その他の経費に関しては
利益を生むために
本当に必要な支出なのかを
考えていきます。
人件費に関しては、
その人件費に見合う分だけ
粗利を稼げているのか
という効率の点で
考えていきます。
その他の経費は
総勘定元帳と
できれば伝票などの疎明資料を見ながら
1つずつチェックしていきます。
この際も、
やみくもに見るのではなく、
金額の大きい経費から確認していきます。
金額を削るならば、
額が大きいものから見ていくのは
鉄則となります。
人件費に関しては
労働分配率
(粗利に対する人件費の割合。
労働分配率=人件費÷粗利)
を見ていきます。
この労働分配率が高い場合、
生産性が低いということになります。
そうした場合、
もっと効率よく働けないかを
考えていきます。
翻って粗利アップを考える場合、
マーケティングの観点も必要になってきます。
具体的に言えば、
売上=販売単価×新規顧客数×リピート回数
の掛け算で決まってきます。
販売単価アップのためには商品開発、
新規顧客数アップのためには営業、
リピート回数アップのためにはアフターフォロー
がそれぞれ重要になってきます。
このようにして、
お金のブロックパズル図で
会社のお金の流れの全体像を
把握しながら、
1つ1つのブロックを
順番に確認していくことが
重要になってきます。
それではまた明日~
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