毎日ブログ生活2209日目
昨日は今年最後の
コンサルの仕事を終え、
夜には高校の同級生との
忘年会でした。
同級生との飲み会は
毎年3回ほど
定期的に行っていたのですが、
コロナ後はZOOM開催でした。
コロナ後、
リアルでの飲み会は初です。
個別に会っていた人もいますし、
ZOOM飲み会はやっていましたが、
やっぱりリアルでの飲み会は
違う良さがあります。
閑話休題
今日は大晦日。
朝起きたら雪が積もっていて
びっくりしました。
明日からは新しい年になります。
しかし、よく考えると
今日も明日も1日は変わらないわけです。
人間だけが1年の終わり、始まり
という概念を共通認知しています。
人類(生物学的に言えば
ホモサピエンス)が
ここまで発展した理由は
この認知にあるということです。
参考
また、社会構成主義という
考え方があります。
社会構成主義とは、
「社会の様々な事象は
人々の頭の中で作り上げられたもの(認知)であり、
それを離れて社会は存在しない」
とする社会学の立場を表す。
社会構成主義は、
本質主義に対立する概念として
ポスト構造主義の思想家により提唱されたもので、
その一人であるデリダは
「社会現象や意味は、
人間が作り上げたものにすぎず、
社会の中には本質的な実在はない」
とまで主張した。
出典:https://leadershipinsight.jp/explandict/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%A7%8B%E6%88%90%E4%B8%BB%E7%BE%A9
例えば、「日曜日」という概念があります。
これも、
人の認知によって作り出されたものです。
そして、この「日曜日」という概念を
人間が共通して認知しているから
日曜日という概念が成立します。
では、「コミュニケーション」とはなんでしょうか。
この「コミュニケーション」という言葉は
みな共通して認知しています。
しかし、「コミュニケーション」という言葉を聞いて、
全く同じものを思い浮かべる人はいないと私は思っています。
自分が「コミュニケーションとはこのようなものだ」と
認知しているものを「コミュニケーション」と表現しています。
要するに、
人の認知は極めて主観的なものである
ということです。
これによって言えることは、
私たちは常に自分の心の色眼鏡を通してしか
世界を認知することができない
ということです。
システム思考では
氷山モデルという考え方があります。
世の中に起こる
「できごと」を
引き起こしている
「パターン」や「構造」があり、
そのパターンや構造を引き起こすのは
メンタルモデル
(人の思考や感情、価値観、色眼鏡)
である
という考え方です。
ある人が語る真実は
その人の主観でとらえた真実です。
そこには、その人の
メンタルモデル(色眼鏡)が
色濃く反映されています。
ですから、
人の話を聞くときには、
その人が真実だと思っていることから
その人のメンタルモデルを
とらえに行く必要があります。
その人がどのような色眼鏡で
世の中をとらえて
どのように認知しているのかを知り、
それに合わせて手を打っていく
必要があります。
上司が部下の話を聞くときには、
自分の色眼鏡(固定観念)を一旦捨てて、
相手の色眼鏡がどのようになっているのかを
真っ白な心で理解しに行く必要があります。
人が何をどのように認知しているのか、
どのような言葉を使っていて
その言葉にどのような意味付けをしているのか、
そうしたことに注意を払ってヒアリングすると、
今までとは違った景色が見えてきます。
ぜひ、真っ白な心で見てみてください^^
それではまた明日~
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