毎日ブログ生活2194日目
昨日の母の手術は
無事に終わったようです。
ただ、体を切っているので
当然かなり痛みがあるようで、
昨日の夜は痛そうだった
という報告を父から受けました。
改めて健康の大切さを
考えさせられました。
閑話休題
人手不足で困っている
と言う話をよく聞きます。
最近、ある経営者と
話しているときにも
この話になりました。
そこで、人手不足の要因を
よくよく聞いてみたら、
離職者が多いという話でした。
そもそも採用できずに困っている
と言う話もよく聞くのですが、
採用はうまくいっているが
定着しないという話です。
社員数の増減を考えるときには
2つの変数を考える必要があります。
1つは採用数、
もう1つは離職数です。
当たり前の話ですが、
既存の社員数+採用数-離職数=今の社員数
です。
ですから、
社員数を増やすためには
採用数を増やすか
離職数を減らすか
どちらかしかありません。
つまりこの会社では
採用数は増えているが
それと同時に離職数も増えている
ということです。
ここには
構造的な問題が隠れています。
まず、社員が増える
構造(ループ)を考えてみます。
営業すると受注量が増える
↓
受注量が増えると作業時間が増える
↓
作業時間が増えると人材採用の圧力が高まる
↓
人材採用の圧力が高まるから採用する
↓
採用するから社員数が増える
↓
社員数が増えると人件費が増える(と社長が思っている)
↓
人件費を増やした分以上に仕事を増やそうとする
↓
仕事を増やすために営業を増やす
↓
営業すると受注量が増える
↓
受注量が増えると作業時間が増える
↓
・・・・
(以下同じ)
このサイクルだけに
乗っているのであれば
人が増え続けるはずです。
しかし、実際には
離職のループも存在します。
社員数が増えると教育への圧力が高まる
↓
通常の仕事に加えて教育の時間がかかるので忙しさが増える
↓
忙しさが増えるので新人の放置時間が増える
↓
放置時間が増えるので新人のロイヤリティ(帰属意識)が下がる
↓
新人の帰属意識が下がるので離職する
↓
離職するので社員数が減る
↓
社員数が減ると教育への圧力が減る
↓
教育時間が減るので忙しさが減る
↓
新人の放置時間が減る
↓
新人のロイヤリティが上がる
↓
離職者が減る
↓
社員数が増える(社員増やすループがあるので)
↓
社員数が増えると教育への圧力が高まる
↓
・・・
(以下同じ)
このように、
社員数という変数1つを取ってみても、
いろいろな要素のつながりによって
お互いに相互作用しています。
今回のケースでは、
採用活動をやめて、
今の人員に教育を施し、
作業効率を上げていった方が
結果的に早く成長できると
私は感じました。
でも、こういう社長は
教育が好きじゃないんですよね・・・
攻めが強くて
守りが弱い社長に
起こりがちな
典型的な事例ですね。
それではまた明日~
ブログランキングに参加しています☆
是非↓を2つクリックご協力お願いします!
いつもクリックありがとうございますm(_ _)m
クリックの応援を励みにこれからもがんばります。
事例を紹介する場合は、わかりやすさを優先し、また営業秘密の漏洩を 防止する観点からも、内容に一部改変を 加えている場合があります。
同様に、分かり易さを優先するために、 あえて正確な法律用語を用いていない場合があります。
職業 | お金と人事のコンサルティング |
---|---|
住所 | 〒482-0036 愛知県岩倉市西市町無量寺58-1 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
ホームページ | iwata-office.jp |