
毎日ブログ生活1680日目
毎回見に行っている
日本美術院展の審査員側の方が
ある写真のモチーフを盗作した
ということで謹慎処分になった
という記事が新聞に載っていました。
画風が現代風で
ファンも多い方ですので
少し残念です。
注意されるようなことを
してしまったのには
いろんな背景があるでしょうから
一概にこの方が悪かった
とは言いませんが、
院展ファンにとっては
この方の作品が見られなくなるのは
非常に残念です。
閑話休題
先日、ある経営者が
現場から「人員不足」
と言われるけれど、
ただただ「不足している」
って言うだけなら
誰でもできる。
きちんと不足の理由を
説明してほしいし、
どうすれば増員した分の
人件費をねん出できるのか
その対案も出してほしい。
無尽蔵にお金が
あるわけではないんだから。
というようなことを
おっしゃっていました。
現場からすれば
人が足りないというのも分かるし、
社長の言い分も分かります。
私が信用金庫にいたころは
さんざん人が削られまくって、
そのくせコンプラという名の
銀行の保身のための書類が
膨大に増えていって、
(生産性のある)仕事らしい仕事が
ぜんぜんできませんでしたから。
しかし、自分自身が
経営者という立場になると、
人件費や社会保険料の
負担の重さ、
そして何より
従業員とその家族の生活を
背負っているという
負担の重さを感じています。
この認識のずれは、
社長も従業員も
お互いに1つのできごとを
自分の視座でしか
考えられないことによって
起っています。
現場という1つの
事実を見たときに、
経営者は収益や利益の
側面から見がちで、
従業員は自分たちの労働の大変さ
という側面で見がちです。
そりゃ相容れないです。
この場合、
経営者側ができるのは
従業員側の視座の転換です。
どうやってやるのか。
一言で言えば
です。
何を開示するのかといえば、
会社の経営情報、
すなわちお金の情報です。
まあ、
やみくもに開示すればいい
っていうわけではなく、
準備や手順は必要です。
情報を開示する前に
教育も必要です。
どんな教育かと言えば、
会社のお金の流れが
簡単にある程度把握できる
教育です。
↑
これが会社のお金の流れを
図式化したお金のブロックパズル図です。
従業員に伝えなければならないことの
要点だけをとりあげると、
以下のようになります。
従業員に支払うことが
できる給料のお金の出どころは
粗利であり、
粗利の中から
従業員に分配できる
給与総額は業種によって
ある程度決まっている。
給料の総額が決まっている
のであれば、
従業員を雇えば雇うほど、
1人当たりの給料は安くなる。
人員を増やすのは構わないが、
それは自分の給料を
減らしてください
と言っているのと変わらない。
給料を変えずに人員を
増やしたいのであれば、
会社の収益である粗利を
増やさないといけない。
これを企業研修で伝えても
まだやみくもに
「人員を増やせ」と言ってくるなら
その人の給料の減額と引き換えに
人員を増やす提案をすればいいです。
この知識を従業員側が持てば、
生産性の悪い従業員を何とかしよう
という発想も出てくるでしょう。
「人を増やせ」
「給料を増やせ」
と両方行ってくる人には
「営業してこい」
と言えるでしょう。
それではまた明日~
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