
毎日ブログ生活2976日目
若手・後継者対象の
チームビルディングの
セミナー講師を務めると
たいてい質問されることがあります。
「親子の場合はどうなんですか」
というものです。
親子で経営する場合も
ワンチームです。
2人以上が協力して
1つの目的目標に向かう限り
それはチームです。
ですから、
親子と言えども
チームなのです。
では、親子でチーム作りをする場合、
他のケースと何が違うのでしょうか。
それは、
チーム内の役割としての関係性と
親子としての関係性を混同してしまう
ことにあります。
父親が社長で息子が専務だとしましょう。
この場合、
あくまでも父親が上司で
息子が部下です。
しかし、息子からしたら
「親父のやり方は間違っている!」
となって、父親の経営に文句を言います。
これが全くの他人だったら、
絶対にそんなこと言いません。
黙ってついていくか、
黙って辞めていくかの2択です。
しかし、
親子という関係性があるため、
上司に文句を言うという
選択肢が生まれてしまいます。
そして、父親側も
息子に対してなので
感情的になりやすく、
つい声を荒げるということが
起きてしまいます。
この、上司と部下の関係性と
親と子の関係性を混同することによって
チーム(2人)の間に問題が起きます。
では、どうやったら
関係性の混同を解消できるのか
というと、
上司部下の関係性と
親子の関係性を意識して切り分ける
ことによって、
多少なりとも緩和することができます。
息子側からすると、
まずは自分自身が
父親に発言する前に
これは部下として言おうとしているのか、
息子として言おうとしているのか
と自問することが大切です。
その上で、父親と話をしているときに
それは社長として話しているのか?
父親として話しているのか?
と父親に対して問いを立てます。
この質問によって、
父親側も
上司部下の関係性と
親子の関係性を分けて
考えることができるようになります。
まずは上司部下の関係性と
親子の関係性を分けて
考えられるようになることが
親子経営が円滑になるための
第一歩です。
その次はどうすればいいのか
というと、それは明日にでも
書きますね。
それではまた明日~
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