毎日ブログ生活2858日目
ある方がわざわざ
挨拶に来てくださいました。
ありがたい話です。
またお会いできる日を
楽しみにしています^^
閑話休題
あるところで
コンサル仲間と
話しているときに、
退職金制度に関して
質問を受けました。
数社合併の場合の
退職金制度を
どうしたら良いのか
という内容でした。
その場に居合わせた
別の社労士さんは
退職金を一旦払って
一度清算するか、
退職金制度を
一番退職金の
高い会社に合わせればいい
という話をされました。
本当にそうなのでしょうか。
確かに、
法律の面から言えば
その通りです。
従業員にとって
不利益変更にならない
わけですから、
法律的には問題が起きません。
しかし、それで本当に
会社が回るのでしょうか。
実際には
退職金を払うとなれば
資金繰りの問題が発生します。
一番水準が高い退職金に合わせれば
追加の原資が必要になります。
そうしたことを考えると
本当にできるのかと
思わざるを得ません。
こうした複雑な問題は
よくルービックキューブに
例えられます。
法律という一面だけを
きれいにそろえても、
実際の業務や
採算という面が
バラバラでは
意味がありません。
現実的には、
今の会社の現状に合った
退職金制度を再構築し、
不利益変更になる
部分については
何らかの補償を考え、
従業員全員から合意文書に
署名捺印をもらう
という手順でやっていくのだと
私は思います。
なかなか大変な作業ですが、
これをやらない限り、
問題は解決できません。
制度の再構築は
その字面の通り、
構造そのものを変える
ということですから、
決して簡単なことではありません。
しかし、ルービックキューブの
三面(法律、採算、業務)を
そろえることはできません。
覚悟を決めて取り組んでいきましょう。
それではまた明日~
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