名古屋市の学習端末の不具合をシステム思考で考えてみる

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毎日ブログ生活2129日目

昨日は月1回の

コンサルを受けに行く日でした。

夕方からは来客もありました。

閑話休題

名古屋市の学校に

導入された

アスコン製学習端末が

リコールになりました。

不具合発生率が4.5％で、

他の自治体の不具合率の

平均が0.24％ということですから

その突出度合いが良く分かります。

名古屋市では

授業で不具合が発生するたびに

授業が中断されて

かなり大変な思いをしているようです。

不具合発生率、アスコン製４・５％で突出　学習端末、中部６県アンケート

名古屋市が配った学習端末のリコール問題を受け、本紙は愛知、岐阜、三重県の全自治体と長野、福井、滋賀県の主要市にアンケートを実施。不具合…

中日新聞Web

アスコン製だけが

突出して不具合率が高い

ということですから、

アスコンに問題があるのでしょう。

氷山モデルで見てみましょう。

できごと→不具合が起きる

パターン→不具合発生率4.5％と他社と比べて高い

構造→入札（一定の基準を満たせば最安値のものを買わざるを得ない）

メンタルモデル→入札なら安く調達できる

というところでしょうか。

また、

昨年11月に公表された

今年1月の入札条件が

「今年6月までに

29,000台納入すること」

ということで、

そのスケジュールにも

無理があったのだと思われます。

構造

→納期だけに間に合う生産体制

メンタルモデル

→とにかく間に合わせなければならない

→納期が間に合えば品質はどうでもいい

製造現場では

品質・納期・コストの３つは

トレードオフの関係になります。

入札でコストを削られ、

納期が厳しければ

品質に目をつぶらざるを得ません。

そうしたことが

噴出した事件だったかなと

私は思いました。

それではまた明日～

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