毎日ブログ生活2128日目
昨日は日曜日でしたが
事務仕事をやっていました。
邪魔が入りにくいので
仕事がはかどります。
閑話休題
昨日のブログでは
社長にありがちな誤解の
話をしました。
そこで質問されたのは
正規・非正規
という言葉です。
正規非正規関係なく
社保に入れるなら
なぜみな正規になりたがるのか
という話になりました。
んー、正規非正規に関しては
そもそも法律には
そんな言葉がありません。
だから、何を正規として
何を非正規とするのか
に関しても、
人によって定義がバラバラです。
一般的なイメージとしては
フルタイム・無期雇用で
会社の基幹業務を行う人が正規、
正規に比べて時間数が少ない
または有期雇用契約である
または派遣社員であり、
会社の基幹業務を行わない人が非正規
ということだと思います。
法律的に考えると
無期雇用契約⇔有期雇用契約
フルタイム契約⇔短時間勤務契約
の2軸があり、
無期雇用契約×フルタイム契約が正規、
それ以外が非正規というイメージです。
で、今まで非正規社員は
有期雇用契約であることが
圧倒的に多かったわけです。
なぜならば、
万が一業績不良に陥った時に、
有期雇用契約ならば
雇止め(再契約しないこと)
して雇用の調整弁とすることが
できたからです。
戦後の日本の労働慣行の中で
無期雇用だと解雇できない
という判例が多く出てきて、
解雇権濫用法理と言われる
解雇できるケースを限定してきました。
ですから、
一度無期雇用にしてしまうと、
いざ辞めてもらわないといけないときに
本当に大変になってしまいます。
このような経緯で、
会社の核となる人材は
正社員(無期雇用)にするが、
そうではない人材は
有期雇用にする
というのが
経営者側にとって都合の良い
雇い方になりました。
非正規側からすれば、
景気の悪い時に雇止めされては困るので、
できるだけ無期契約にしてほしい
となるわけです。
これだけ解雇権が厳しく
規制されているのは
世界的に観ても稀です。
そもそも会社の解雇権が
度を越えて厳しく制限されていなければ、
正規非正規格差というものも
存在しなかったのかもしれません。
ちなみに、
正規非正規で賃金格差がある
というのももう1つの問題です。
ここに関しては
(会社内)同一労働同一賃金
を達成することになっているので
これで解消されていくと思います。
もっとも、非正規側も
主婦層を中心に
ご主人の扶養内で働きたい
という意向もあって、
一概に会社側だけのせいではありません。
所得税や社会保険の
扶養基準なども絡み、
複雑な問題と化しています。
ある意味、
会社と従業員側の思惑が一致して
このような賃金になっている
側面もあります。
それではまた明日~
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