毎日ブログ生活3504日目
商工会青年部仲間の
先代さんが亡くなり、
昨日通夜式に参列してきました。
93歳の大往生ということですが、
人の死に触れるといろいろ
考えさせられます。
閑話休題
先日、ある財務コンサルタントの方と
情報交換する機会に恵まれました。
彼の話によると、
「会社に存在している
経理職のほとんどは
経理事務員であり、
経理課長や係長の肩書がついていても
本質的には『経理事務の責任者』です。
本当に経理の本質的な
仕事をしている人材は
ほとんどいない。」
ということでした。
この話が、
今の中小零細企業の
実態であり、
本質だなと思います。
どういうことかというと、
「世の経理職のほとんどは、
税理士や社長の言われたとおりに
単に経理事務をこなしているだけで
経理の本質的な仕事をしていない」
ということです。
経理の本質的な仕事とは、
・経営判断に必要な書類をタイムリーに作成する
・数字の裏付けで社長の経営判断のサポートをする
ことだと私は思っています。
そもそも、経理とは
経営管理の略です。
経営管理が経理の仕事の本質なのです。
社長自身は経営のプロであっても、
経営数字のプロではありません。
税理士は税金のプロであっても、
経営数字のプロではありません。
ですから、
経営者や税理士に従って
経理作業員が試算表などの
帳簿を作っても、
経営判断の材料になる帳票には
ならないことが多いです。
正直に言えば、
税理士が作る試算表は
経営判断に使えない
ゴミのような
試算表であることが多いです。
(そうではない人もいますが、
多くの場合は該当します。)
税理士さんは、
税金を正確に計算することが
仕事なので、
経理とか経営判断とか、
そういう観点の税理士が少ないです。
私は最近キャッシュフローコーチの仕事を
受けることが少なくなってきていますが、
これは試算表の多くが
経営判断に使えないことが多いことから、
私がキャッシュフローコーチとして
会社に入っても価値を出しにくかったことが
由来しています。
・世の経理職のほとんどが事務作業員
・税理士は税金を正確に計算する専門家
・経営者は会計を知らないことが多い
ということから、
経理職の本質的な仕事をする
ポジションの人が
世の中小零細企業にはいない
と言うことになります。
最近はチームビルディングの仕事に
傾いていましたが、
経理人材が本当は
求められているのだと
あらためて知る機会になりました。
ちなみに私は
調剤薬局経理職時代、
「経理作業員」ではなく、
「経営管理」の仕事をしていました。
どうすれば経営判断に
必要な試算表が素早く
作れるかを考えて試行錯誤し、
月末から20日遅れてしか
作成できていなかった試算表を、
月末から3営業日以内に
経営判断に使えるレベルの
試算表を作れるように
仕組を変えました。
経理事務のフローを見直し、
2人でやっていた作業を
1人でできるぐらいにまで
仕事を圧縮しました。
信用金庫経験により
金融機関心理を知り、
実際に経営判断に必要な
資料をタイムリーに作成し、
社長の経営判断の
サポートをしていた
調剤薬局経理職時代の経験は、
自分で言うのもなんですが、
結構貴重な人材なんだなと
あらためて思いました(笑)
それではまた明日~
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