会社の憲法は経営理念と就業規則です

毎日ブログ生活3063日目

 

 

 

GW後半に入りましたね。

 

 

長期休暇に入ると

仕事での人との接点が

少なくなるので

 

ブログネタに困ることが

多くなります。

 

 

継続頑張ります。

 

 

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閑話休題

 

 

 

今日は5月3日。

憲法記念の日です。

 

 

 

憲法はその国で

一番大切な法律です。

 

 

 

憲法に何が書いてあるかというと、

国と国民の関係について

記載されています。

 

 

 

もう少し説明すると、

憲法は国家権力を

拘束するために存在しています。

 

 

 

具体的には、

国に対する国民の義務、

国民の権利、統治機構

などが記載されています。

 

 

 

国が国民に課している

義務は3つだけです。

 

 

 

働いて（勤労の義務）

納税して（納税の義務）

子どもを育てる（教育の義務）です。

 

 

 

この3つ以外に

国から求められている義務はありません。

 

 

 

そして、国民は国家に対して

さまざまな権利を持っています。

 

 

 

基本的人権、生存権、自由権、社会権などですね。

 

 

 

このようにして、

国と国民の権利義務を

記載した法律が憲法です。

 

 

 

ちなみに、

日本で2番目に大切な法律は

民法だと私は思っています。

 

 

 

民法には

国民と国民（法人含む）の間の

関係性、法律関係について

記載されています。

 

 

 

日本は法治国家ですから、

あらゆることが

法律に記載されていて、

 

法律群によって国が

国民の法律上の権利を

保障してくれています。

 

 

 

さて、これを会社に置き換えると

経営理念と就業規則だと私は思っています。

 

 

 

経営理念には

 

その会社が何のために存在するのか（ミッション）、

 

その会社が何を目指しているのか（ビジョン）、

 

その会社で仕事をする上で

大切にしたいこだわりが何なのか（バリュー）

 

が記載されています。

 

 

 

そして、

就業規則には

 

具体的にどのように働いてほしいのか、

（服務規定）

 

会社と従業員の権利義務がどうなっているのか

（労働条件）

 

ルールに反した場合どうなるのか

（懲戒規定）

 

が記載されています。

 

 

 

これらのものは、

従業員を縛ると同時に、

経営者も縛っています。

 

 

 

オーナー会社の場合、

 

「会社は経営者のものだから

経営者が何をやってもいい」

 

と思われる人もいますが、

そんなことはありません。

 

 

 

実は、経営者も従業員も、

会社という器の下では

責任が違うだけで平等です。

 

 

 

もう少し具体的に言うと、

経営理念の下では平等

と言うことができるでしょう。

 

 

 

経営理念を達成するために

会社が存在しているわけです。

 

 

 

ですから、経営者と言えども

経営理念には従う必要があります。

 

 

 

そうでなければ、

その経営理念＝その会社は

何のために存在しているのか

ということになってしまいます。

 

 

 

経営理念は

その会社の価値

そのものと言っても

過言ではありません。

 

 

 

経営者自身が

経営理念(＝会社)をないがしろにしたら、

従業員も経営理念を守るわけがありません。

 

 

 

従業員に守らせようとするなら、

まず自らが率先して守る必要があります。

 

 

 

このようにして、

実は経営者自身も

経営理念と就業規則に

縛られていると言えます。

 

 

 

経営者だからと言って、

なんでも好き放題にやって

いいわけではないのです。

 

 

 

個人事業主

(誰も採用していない)なら

好き放題しても

誰にも何も言われません。

 

 

 

しかし、一たび

家族外の従業員を採用するのであれば、

経営者自身も自分の姿勢を正す必要があるのです。

 

 

 

 

それではまた明日～

 

 

 

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