
毎日ブログ生活2601日目
昨日は豊田章男氏が
トヨタの社長を退任する
ということが話題になりました。
創業家出身の社長ということで、
いろんな懐疑の目や
重責があったと思います。
電気自動車が
主になろうとしている
このタイミングで、
どうなるのか楽しみですね。
閑話休題
ある知り合いの社長が
Twitterでプチ炎上していました。
「女性には共感と言われても
結論を言ってしまう。」
という話に
「女性とひとくくりにしないで!」
と言われていました。
そこに返した一言に
さらに「『女性は』と言うのはやめて」
と言われていました。
まあ、双方の言い分ともに
分かります。
「話を聞かない男
地図が読めない女」
という本があります。
この本には
進化の過程により
男性と女性の脳の構造が
大きく異なること、
男性と女性の脳の構造が
違うことにより
具体的に性格や反応に
大きな違いがあることが
科学的に書かれています。
ですから、
「一般的に女性にこのような傾向がある」
というのには
一定の根拠がある
と私は思います。
他方、
「女性だからとひとくくりにしないで」
というのも分かります。
女性と言っても
当然個体差があるので、
「共感で話されるよりも
論理で話される方がよい」
という方がいるのも
事実だと思います。
私がよくご紹介している
効き脳診断でいうと、
確かにC感覚友好脳が強い
女性が多いかもしれないけれども、
なかにはA論理理性脳が強い
女性もいるよ
ということでしょう。
「女性は○○だ」
と一般化して考えてしまうことを
哲学では「一般化の罠」
というらしいです。
また、認知心理学で考えた場合、
過去の経験則から
例えば「女性=○○」と
瞬間で思ってしまうことを
システム1(早い思考)が走った
と考えます。
いろんなことを
いちいちゆっくり考えていたら
生活が成り立たないので、
人間は多くの判断をシステム1に
ゆだねています。
もっとゆっくりよくよく考えれば
「女性でもそうではない人がいる」
ということを考えることができます。
時間を取って
自分の頭をしっかり働かせて
考えるときには
システム2(遅い思考)を使うことが
出来ています。
システム2で考えれば
「確かに女性は共感を
求める傾向が高いけれども、
女性だからと言って全員が
共感を求めているわけではない」
ということは
すぐに分かるはずです。
「確かにそのような傾向は
あるかもしれないけれども
『そうかもしれないし、
そうじゃないかもしれない』」
という言葉を
常に心の片隅に添えておくと、
一般化の罠やシステム1から抜け出せる
確率が高くなると私は思います。
△△=○○
と決めつけてしまっているのは
一般化の罠やシステム1にとらわれている
のかもしれません。
この一般化の罠や
システム1にとらわれてしまった
状態で経営判断すると
あまり良いことはありません。
瞬間の思い付き
(システム1)で
経営判断するのではなく、
きちんと自分の頭で
ゆっくり時間を取って
システム2で考えて
経営判断した方が
うまく行く確率が上がります。
私がコンサルで提供しているのは、
普段の忙しさから強制的に
一旦身を離して、
きちんと経営に向き合う時間を
作ることです。
きちんと向き合って、
きちんとシステム2を使って
思考をすることにより
適切な経営判断ができるようになります。
それではまた明日~
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