お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

退職代行モームリ代表逮捕は当然の結果です

労務管理

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毎日ブログ生活3705日目

 

 

 

退職代行「モームリ」の

代表と代表の妻が

非弁行為で逮捕されました。

 

 

まあ、絶対アウトだろとは

思ってましたが、

やはりこうなったか、

というのが率直な感想です。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

退職代行とは

どのような仕事かというと、

 

「本人からの伝言として

退職の意思を相手に伝える」

 

ということを

生業としています。

 

 

 

「『代行』ではない」ことが

ポイントです。

 

 

 

労働者側から使用者側に対する

一方的な契約解除通知を

「辞職」と言います。

 

 

 

この、辞職の意思表示を

何らかの事情で

本人が会社に伝えられないから

「使者」として意思表示をする

ということがポイントです。

 

 

 

使者というのは

単なるお使い・取次

のことを言います。

 

 

 

本人に代わって使者として

法律行為の相手方に

意志を伝えたり、

賃金を預かったりする

だけならOKです。

 

 

 

しかし、本人の代理人として

「代行」をすることは

弁護士にしか認められていません。

 

 

 

代理人というのは

本人の代わりに

法律行為をすることができます。

 

 

 

相手方と交渉する

というのも法律行為になります。

 

 

 

ですから、「使者」は

単なる意思表示はできますが

交渉はできません。

 

 

 

でも、単なる意思表示と

交渉の境って難しいですよね。

 

 

 

弁護士しかできない行為を

弁護士以外の人が行うことを

非弁行為と言います。

 

 

 

今回の事件は、

退職の意思を伝える行為

の部分での逮捕ではありません。

 

 

 

今回の事件は、

弁護士からキックバックを

もらっていたことを問題視して

非弁行為として逮捕されています。

 

 

 

弁護士ではないのに、

弁護士業務を

(事実上)受諾していた

ということが問題になりました。

 

 

 

まあ、いつか逮捕されるだろうな

と随分前から思っていましたが、

それは現実になりました。

 

 

 

弁護士というのは

士業の中では最強資格です。

 

 

 

士業の法律

(例えば社労士法)を改正する際、

問題になるのは

他士業との競業の問題です。

 

 

 

業際に関して

一番敏感なのが弁護士

だと私は感じています。

 

 

 

その弁護士が、

非弁行為を見逃すわけありません。

 

 

 

退職代行のビジネスモデルが出てきたとき、

かなりきわどい商売だなと思っていました。

 

 

 

だいたい、まがりなりにも

成人した大人が、

自分の意思表示を自分でできない

ということ自体がおかしな話です。

 

 

 

退職代行なんて商売が

成り立つ社会になってしまったのが

もっと深刻な問題だと私は思います。

 

 

 

上司に本音(辞めたい)で話ができない

ということは、

部下から上司への信頼感がない

ということだと私は考えています。

 

 

 

ちょっと前に流行った言葉だと

心理的安全性がない職場

ということなのでしょう。

 

 

 

正直な話、

私も信用金庫を辞める際

上司はもちろん、

同僚や同期にも退職に関して

一切相談しませんでした。

 

 

 

唯一知っていたのは妻だけです。

(妻は同期で、この頃はまだ

信用金庫で共働きをしていました。)

 

 

 

自分で考えて

自分で結論を出してから

退職の意思を伝えました。

 

 

 

そのぐらい

心理的安全性はありませんでした。

 

 

 

唯一の救いは、

その当時の支店長だけは

信頼できる人だったので、

 

その支店長に

退職の意思表示をしました。

 

 

 

退職代行を使う人は

私よりも心理的安全性がない

職場にいるのかなと

推測します。

 

 

 

社会全体が効率化を迫られて

余白がなくなり、

常に追い立てられていることが

上司にも余裕をなくし、

会社にも余裕がありません。

 

 

 

この余裕のなさが

退職代行というサービスを

生み出したのだと

私は思います。

 

 

 

行政は自分たちで業務を

こなすことが難しくなり、

 

本来であれば行政がやるべき仕事を

民間に押し付けています。

 

 

 

その最たる例が電子化です。

 

 

 

電子化は行政の手間を減らすためだと

ハッキリ言っています。

 

 

 

社会全体の、全体最適ではなく、

行政のことだけを考えた

部分最適になっているので、

 

電子化を進めれば

民間の手間が増えます。

 

 

 

国民も、何か問題が起きると

すぐに行政の責任にして

行政の仕事を増やしています。

 

 

 

こういう社会が、

モームリのような

ありえない仕事を

生み出しています。

 

 

 

これらを解消するには、

自分のことだけを考えずに

全体最適を考える必要があります。

 

 

 

日本社会全体で大多数がwinwinな

社会システムを構築しなければ、

日本の未来はありません。

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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