毎日ブログ生活3523日目
昨日は熱中症気味で
かなり危険でした。
事務所にいても暑いです。
このような中、
外で仕事をされている方には
本当に感謝しかありません。
閑話休題
最低賃金改定の
時期になりました。
ついに最低賃金の
答申が出ました。
全国で63~64円
最低賃金が引き上げられます。
愛知県は
1077円から
1140円に上昇する見込みです。
2029年までに
最低賃金を1500円にする
と政府は言っていますので、
今後毎年100円近く
上昇していく見込みです。
最低賃金が上がると、
本当に生活は
よくなるのでしょうか。
最低賃金には功罪があります。
一見すると、
労働者の賃金が上がるように見えます。
しかし、
最低賃金以上に
稼げない未熟な労働者は
職を失うことになります。
ですから、
労働者側は
最低賃金以上に
稼げる人材になれるように
自ら能力開発を
しなければなりません。
こういうことを分かっていて
自ら研鑽を積める人は
よいと思います。
問題なのは、
自ら学習しようという意欲なく、
会社にぶら下がろうとする人材です。
こういう人材は
職を失っていきます。
また、
最低賃金が上がる
ということは、
会社から見ると
人件費が上昇します。
最低賃金だけ見ると
5%~6%の上昇ですが、
社会保険料負担を考えると
さらに1%前後の負担増になります。
こうした人件費上昇を
吸収するために
商品サービスの
値上げをしたり、
販売量を増やせる会社は
生き残れると思います。
しかし、
言い方は良くないですが、
収益を上げられる
ビジネスモデルに
なっていない会社は
賃金上昇分を
カバーすることができずに
淘汰されていきます。
すると、結局失業が増えます。
一度失業すると、
最低賃金が上昇している分だけ
稼げる人材でなければ
再就職が難しくなります。
ちゃんと付加価値を提供して
収益率が高い会社と、
そうではない会社で
大きく二極化が進むと
思われます。
人材についても
会社についても
ますます二極化が
進むのだろうな
と思えてなりません。
そういう意味で、
単純に最低賃金が上昇したから
賃金が上がる、
だけではなく、
それがどのように
社会全体にインパクトを与えるのかも
きちんと考えられることが
重要です。
せめて
マンキュー経済学入門
ぐらい読んでおくと、
この辺りのメカニズムが
分かるようになります。
それではまた明日~
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