お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

衰退産業の事業承継をどのように受ければよいのか

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毎日ブログ生活3657日目

 

 

 

昨日はお二人の方と

それぞれゆっくり話す

機会を頂きました。

 

 

 

それぞれいろんな話ができて

とてもありがたかったです。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

先日、ある方と話しているときに

事業承継の話になりました。

 

 

 

事業自体が斜陽産業の中、

どのように承継していくのか

ということを考えているそうです。

 

 

 

ちょうどこれと同じような話を

先日別の機会でいただきました。

 

 

 

まずは、事業承継について考えて、

その次に(明日のブログで)

事業転換の話をしたいと思います。

 

 

 

事業承継についてですが、

まず、経営とは何か、

そして、事業承継とは何か、

ということを順に

考えていきたいと思います。

 

 

 

これらに関しては、

倫理経営実践塾で

習っていることが

一番しっくり来ています。

 

 

 

まず、経営から考えていきましょう。

 

 

 

経営とは

 

 

 

経営は経と営の二文字でできています。

 

 

 

この二文字はそれぞれ意味が異なります。

 

 

 

経は、縦糸のことを示しており、

「本を忘れず末を乱さず」

の本(創業)と現在までの

歴史・経緯を示しています。

 

 

 

つまり、創業の精神や

年月を積み重ねた経営理念

を示しています。

 

 

 

変わらないもの、

変えてはいけないもの、

 

易不易の原理で言えば

不易を示しています。

 

 

 

一方、営の文字は

運営の営であり、

 

時代の変化に応じて

変えていくもの

 

を示しています。

 

 

 

易不易の原理で言えば

易を示しています。

 

 

 

つまり、経営とは、

変えてはいけないもの

(創業精神・経営理念)

を守りながらも、

 

時代に応じて

変化していくもの

 

ということができます。

 

 

 

これの例としてわかりやすいのは、

倫理経営実践塾の講師であり、

名古屋市南区倫理法人会の元会長であり、

税理士法人名南経営の前代表である

亀井英孝氏の祖父の実話です。

 

 

 

亀井氏の祖父は、

戦前、

岐阜県八百津町で

松茂屋という屋号で

和菓子屋を営んでいたそうです。

 

 

 

ところが戦時中に

砂糖が手に入らなくなり、

和菓子屋として

商売を続けることが

できなくなりました。

 

 

 

そこで、

お得意さんの家を回って、

困っていることを

聞いて回ったそうです。

 

 

 

いろんな物資が足りなくて

困っている人が多く、

 

それぞれ何が足りなくて

困っているのかを聞いて、

 

その品を名古屋まで行って

買ってきて

お得意さんに

買ってもらうことによって

 

事業を継続したのだそうです。

 

 

 

また、京都で何代も続く

老舗の唐辛子屋さん

(何屋だったか

記憶が薄いです。

間違っていたら

ごめんなさい。)に、

 

「代々味を守るのは大変ですね」

と尋ねたところ、

 

「何を言っているんですか。

味は変えていますよ。」

 

と言われたそうです。

 

 

 

砂糖が手に入らなかった時代と

今の時代では人の味覚が変わっています。

 

 

ですから、味覚の変化に合わせて

味は変えているという返事だったそうです。

 

 

その時に言われた言葉が秀逸です。

 

「変わらないために、変えるんです。」

という言葉だったそうです。

 

 

 

このようにして、

創業の精神や

経営理念は守りますが、

 

事業自体は変えても良い

ということなのだそうです。

 

 

 

「変わらないために、変わり続ける」

 

 

 

これが経営です。

 

 

 

では、事業承継の方を

見ていきましょう。

 

 

 

事業承継とは

 

 

 

事業承継とは、

何を承継するのでしょうか。

 

 

 

この文字を文字通り見ると、

事業を承継する

ということになります。

 

 

 

しかし、

経営とは

「変わらないために変わること」

でした。

 

 

 

そして、事業そのものは「営」、

つまり、変えても良い事だったわけです。

 

 

 

では、事業承継で

受け継ぐべきものは

何なのでしょうか。

 

 

 

それは、変わらないもの、

つまり、創業の精神や経営理念です。

 

 

 

理念は受け継ぐけれども、

事業そのものは変化させても良い

というのが事業承継です。

 

 

 

理念というのは、

創業してから現在までの

いわば教訓です。

 

 

 

事業を継続するためには、

こういう考え方を

尊重しなければならない

という先人たちの教えです。

 

 

 

この教訓を

受け継ぐことができます。

 

 

 

それと、事業承継で

受け継げるものが

もう1つあります。

 

 

 

それは、「信用」です。

 

 

 

その地で商売を数十年、

数百年続けてきたという

実績・信用。

 

 

 

これを引き継げるのが

事業承継の最大のメリットです。

 

 

 

倫理経営実践塾では、

 

「2代目3代目は

登山で5合目~6合目まで

ヘリコプターで飛んで行って

途中から登れるのが

最大のメリット」

 

と表現されていました。

 

 

 

私のような

創業者にはないものです。

 

 

 

ですから、

事業承継した人は

その時点ですでに

有利な立場から

仕事を進めることができます。

 

 

 

経営理念と信用。

 

 

この2つを受け継ぐのが

事業承継です。

 

 

 

まとめ

 

 

 

前述の亀井氏の話には

続きがあります。

 

 

今年2025年10月に

満60歳の誕生日を迎えた

亀井氏は、

名南経営を定年退職されました。

 

 

そこで再雇用は望まず、

事業承継を

サポートする税理士として

自ら事業を立ち上げられました。

 

 

 

その屋号を

「松茂屋」にされました。

 

 

 

おじいさんが始めて、

お父さんが継がれた

和菓子屋を引き継ぐことは

出来なかったけれども、

 

屋号を引き継ぐという

決断をされました。

 

 

 

税理士業で

松茂屋という屋号、

法人名はなかなかない

名前ですが、

 

祖先の想いを継承したい

という亀井さんならではの

エピソードだと思います。

 

 

 

冒頭の

斜陽産業にもかかわらず

どのように事業承継しよう

という悩みに対しては、

 

以上のことにより、

 

「経営理念と信用を

引き継がせてもらって、

 

事業そのものは

転換させても良い」

 

と考えたら、

打つ手は無限になる

のでないでしょうか。

 

 

 

今の商売を

どうやって続けるのか

と考えると、

 

時代の流れに

対応できなくなる

可能性があります。

 

 

 

ですから、

「事業自体は思い切って

変える決断がいつでもできる」

と思っていれば、

 

もう少し気楽に

事業承継を考えることが

できるのではないでしょうか。

 

 

 

明日は、

ではどのように事業転換するのか

ということについて

話せればと思います。

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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