
毎日ブログ生活3407日目
昨日は飲み会の
ダブルヘッダーでした。
2件目でつい
ニンニクモリモリの
メニューをがっつり
食べてしまいました。
今日は人に会う
予定がなかったので
思い切って食べましたが、
家族にはとても迷惑を
かけていますm(_ _)m
閑話休題
以前に私がブログで書いたことと
全く同じことが起こった
事例の話を聞きました。
思わず笑ってしまいました。
2025年現在で70代より上の
高齢の経営者は、
自分の都合の良いようにしたい、
自分が思うとおりになっていないと
気に入らない、
という経営者が多いと感じています。
(そうでない方、ごめんなさい。)
こういう経営者は
自分にとって都合の良いように
経営を最適化しています。
年齢が高くなるにつれて
承継を考えるのですが、
その承継も自分の都合の良い
ように承継できるような、
自分にとって都合の良い
後継者を探しています。
承継する側も、
同業を吸収して大きくなれるなら
という思惑で乗り込むのですが、
聞いていた話と違うとか、
先代に我慢できないとか、
いろんな理由で喧嘩別れする姿を
何度も見てきました。
繰り返されるパターンですね。
この手の事業承継が抱えている問題は
大きく3つあると私は考えています。
・先代が事業と自分の人生を切り分けて考えられない
・先代が仕事以外の楽しみを持っていない
・事業で大切にしたい想いが明文化できていない
70歳を超えてなお
現役で仕事をやっている
ということは、
基本的に仕事そのものが好きで、
自分の好きな仕事をやり続けるために
事業を広げてきています。
ですから、もう
事業そのものが
自分の人生そのものに
なってしまっています。
こういう状態になると、
仕事を手放す=人生を手放す
ということになってしまいます。
つまり、
いくら口で承継したいと言っていても
仕事を手放すことができません。
こういう先代には
「事業そのものはどのように終焉を迎えたらよいのですか?」
「ご自身の人生はどのように終えたいですか?」
というように、
こちらから問いを入れることによって
自分の人生の終焉と、事業の終焉を別物として
考えてもらうように仕向けていく必要があります。
また、
「それは○○さん個人としての意見ですか?
それとも△△会社の代表としての意見ですか?」
と、ことあるごとに、
個人と会社代表者としての立場を
切り分けて考えてもらうように
仕向けていきます。
このようなことを積み重ねて、
個人と事業を分けて考えられるように
なっていってもらう必要があります。
前述のように
今現在やっている仕事そのものが
好きだからずっと現役で仕事をしています。
仮に事業と
自分の人生を切り分けて
考えられるようになって
事業を手放すと決めても
手放した後にやることが
なくなってしまいます。
ですから、
無理にでも新しいことに
少しずつ挑戦させて、
他の楽しいことを
探してもらう必要があります。
無難なところだと
旅行だと思います。
また、
子供のころにやっていた
趣味などをきっかけに
新しい楽しいことを
見つけてもらうのがよいと
思っています。
もう1つ大切なのは、
想いの承継です。
つまり、先代の想い、
経営理念の承継です。
昨日のブログにも書きましたが、
承継すべきは
信用(歴史)と想い(経営理念)です。
想いを承継するには、
想いが文字化されていないといけません。
しかし、こういう経営者は
経営理念をちゃんとまとめていない
可能性が高いです。
そういう場合は、
後継者側が先代に問いかけて
想いを引き出す必要があります。
そして、
先代を想いを引き出しておく
のにはもう1つ理由があります。
それは、先代と後継者の間の
共通の目的目標を合意することです。
先代の想いをあらかじめ
引き出しておけば、
先代が自分にとって都合の
良いことをしようとした場合、
その行為があらかじめ聞いておいた
想いと違えば、
「以前聞いた話と違いますが、
この違いに関してはどのように
お考えですか?」
と問うことによって、
フィードバックすることができます。
フィードバックとは
目的目標と現状のズレを伝える行為
です。
ですから、そもそも
相手の目的目標が分かっていないと
それはフィードバックになりません。
先代の想い(目的目標)を
あらかじめ聞いておけば、
その想いとズレていることに関しては
遠慮なくフィードバック
することができます。
こうしたことを繰り返すことにより、
個人としての価値観ではなく、
会社としての価値観(理念)を判断軸に
先代とやり取りすることができるようになります。
うまくいっている承継と
うまくいかない承継の違いは
ただ1点です。
それは、
「先代が経営権をきちんと
手放せるかどうか」
です。
先代が気持ちよく経営権を
手放してくれるためには、
・個人と事業を分けて考えらること
・仕事以外の楽しみを持つこと
・経営理念を軸として会話できること
が必要になります。
しっかり個人と事業を
切り分けてもらえるように
接し方を考えていきましょう。
それではまた明日~
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