お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

交渉力が弱い社長が生き残る道は最終的には「覚悟」です

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毎日ブログ生活1545日目

 

 

 

 

新型コロナは

ここまで来たらもう、

日本国民全員が罹患する

という前提で対策を

組んだ方がよいのではないか

と思われます。

 

 

 

ここまで来たら

感染拡大を止めることは

厳しいだろうと私は思います。

 

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

先日、ある方から、

 

 

知り合いの社長が

経営する会社の

従業員が退職することになった

 

という話を聞きました。

 

 

 

 

話を聞くと、

その社長は2代目社長で

現場に入ることはないそうです。

 

 

 

 

辞める従業員は会社の中核を担う人で

それなりの待遇を得ていたようです。

 

 

 

 

ですから、その社長は

とても困っているようです。

 

 

 

 

直接その社長と話をしていないので

分からないことも多いですが、

この話を聞いて

直感的に思ったのは2つです。

 

 

 

1つは

社長の方が交渉力が弱い

ということです。

 

 

そして、もう1つは

「対話」が足りていないんだろうな

ということです。

 

 

 

 

まず、そもそも社長が

現場に入らない、

ということは、

 

想像ですが

その従業員に辞められたら

現場が回らないんだろうな

と思われます。

 

 

 

 

なんにしても、

 

交渉事というのは

断ることができる方が強い

わけです。

 

 

 

 

例えば、恋愛1つ取っても、

相手のことをより好きな方が弱いわけです。

 

 

 

相手に好かれたい気持ちが強い方が

相手の顔色を見る必要があります。

 

 

 

 

 

仕事でも、断ることができる人が

価格決定権を持っています。

 

 

 

誰からでも買える商品であれば、

買い手は当然

他の売り手から買えばいいので

断れます。

 

 

 

ですから、

そういう商品は安くなります。

 

 

 

 

逆に、私のコンサルティングや

あるブログで人気の建設業の社長や

ある製造業の社長の技術などは

唯一無二であるので交渉力があります。

 

 

 

 

私はそもそも

私と合いそうな人にしか

オファーしませんしね(笑)

 

 

 

もっと簡単に言えば、

頭を下げなくてはいけない人が交渉力が弱い

ということです。

 

 

 

 

 

で、今回の件は、

明らかに社長が従業員に

頭を下げなければならない状況なので

社長の方が交渉力が弱いな

と思いました。

 

 

 

 

あと、「対話」についてです。

 

 

 

話を聞くと、

交渉力が弱いこの社長は

賃上げによって引き留めよう

としているらしいのですが、

 

たぶんそれでは

この社員は残りません。

 

 

 

 

なぜならば、この社員は

賃金に不満でやめるわけではない

からです。

 

 

 

 

話を聞く上だと

待遇は悪くなさそうなので、

 

この従業員の不満は

賃金や労働条件とは

違うところにありそうだな

 

ということです。

 

 

 

 

で、

 

相手が何を求めているのかを

社長が分からないということは、

従業員と「対話」が

できていないんだろうな

 

と推察します。

 

 

 

もし、従業員と対話が出来ているのであれば、

相手が何を求めているのかが分かるはずです。

 

 

 

相手が欲しいものが賃金であると

勝手に決めつけて対応しようとしている

ということが、

従業員とコミュニケーション取れていない

何よりの証拠です。

 

 

 

 

これは推察ですが、この社長は

無意識レベルで社員と

接することを恐れています。

 

 

 

その正体は分かりませんが、

おそらく何か

社員と接することをこばもうとする

メンタルブロックがあると感じます。

 

 

 

 

チームビルディング

(組織開発)は

人材力×組織力×関係力

ですが、

関係力が弱すぎます。

 

 

 

 

この社長が進む道は2つあります。

 

 

 

 

1つはメンタルブロックを打ち破って

社員と腹を割って「対話」する

覚悟を持つことです。

 

 

 

 

もう1つは

社員を手放す覚悟を持つことです。

 

 

 

 

どちらにしても、この社長は

Uの谷を乗り越える

必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

今の自分の殻に

しがみつくのをやめて

勇気をもって

自分のメンタルブロックを手放すのか、

 

今の社員に

しがみつくのをやめて

勇気をもって社員を手放すのか、

 

どちらかが必要です。

 

 

 

 

どちらもこの社長にとっては

Uの谷なのだと思います。

 

 

 

Uの谷をくだるとき

必ず不安や恐怖が訪れます。

 

 

 

ですから、どちらの谷も

越えるのは容易ではありません。

 

 

 

 

しかし、今は決断の時です。

 

 

 

 

勇気をもって手放すことが必要なのです。

 

嵐の中を突き進む覚悟が必要なのです。

 

 

 

 

 

それができずに今の状態に

しがみつくならば

Uの谷をくだらず、

上にあがってしまいます。

 

 

 

すると

「ごう慢」になり

最終的に訪れるのは

「殲滅」「破壊」です。

 

 

 

 

これは、最終的には

会社がなくなることを意味します。

 

 

 

 

どちらにしても、

前に進むためには

なんらかの谷をくぐる覚悟が必要です。

 

 

 

 

この社長が自らを克服して、

谷をくぐる勇気・覚悟・決断を

示されることを願っています。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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