父親から10歳の息子への手紙

毎日ブログ生活1509日目

 

 

 

インフルエンザのリカバリーが

やっと終わってきました。

 

 

 

体力体調も徐々に良くなっています。

 

 

 

もう少し回復するといいなぁ。

 

 

 

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閑話休題

 

 

 

長男が「2分の1成人式」

を迎えるようです。

 

 

学校で行事があるようで、

親から子供へ手紙を書いてほしい

ということでした。

 

 

 

せっかくなので、私が書いた

この手紙の全文を載せたいと思います。

 

 

 

 

 

 

2分の1成人式を迎える○○くんへ

 

 

 

○○くん、2分の1成人式おめでとう。

 

 

 

そして、約10年前にお父さんとお母さんの

子供として生まれてきてくれてありがとう。

 

 

 

○○くんがいてくれるおかげで、

お父さんもお母さんもとても幸せです。

 

 

 

○○くん、この10年間はどうでしたか？

 

 

 

よかったことも悪かったことも、

楽しいこともうれしいことも、

かなしいこともさみしいことも、

いろいろあったことと思います。

 

 

 

また、これからの10年を

どのようにすごしたいですか。

 

 

 

これからやりたいこと、

行ってみたいところ、

欲しいもの、将来なりたいものなど、

いろいろ考えるとワクワクしますね。

 

 

 

そんな夢いっぱいの○○くんに、

今後10年を生きる上で

伝えておきたいことが２つあります。

 

 

 

1つ目は「可能性を広げよう」ということです。

2つ目は「大きな世界を知ろう」ということです。

 

 

 

まず、1つ目の「可能性を広げよう」という話です。

 

 

 

これからの10年は○○くんが

将来どんな仕事をして、

どんな生活をするのか、

どんな人生をすごすのかを

決めていく時期になります。

 

 

 

これから先、いろいろな場面で、

将来どうするのか選択をせまられることが

たくさん出てきます。

 

 

 

何かを選択するということは、

ほかの選択肢を捨てることになります。

 

 

 

これが「決めて断つ」、

つまり、「決断」ということです。

 

 

 

 

 

 

これから先、○○くんは

たくさんの決断をして

生きていくことになります。

 

 

 

決断をすると当然、

選択肢が減っていきます。

 

 

 

もし、初めから少ない選択肢しかなかったら、

○○くんが選べる人生も減ってしまいます。

 

 

 

そうではなく、いろいろな可能性を知って、

○○くんにはたくさんの選択肢の中から

自分の人生を選んでもらいたいと思っています。

 

 

 

ですから、今のうちに、

よく学び、よく運動し、

よく遊び、いろいろ経験し、

興味のあることにどんどん挑戦して、

いろんな人と交流しておきましょう。

 

 

 

自分の知らない世界を知ることは、

選択肢を増やすことになります。

 

 

 

健康で体力があるからこそ

できることもあります。

 

 

 

遊びの中から学ぶこともあります。

 

 

 

ですから、いろいろなことに

積極的に挑戦してくれると、

お父さんもお母さんもうれしく思います。

 

 

 

新しいことに挑戦するときには、

できるかな、成功するかな、

といった不安やおそれが

出てくるときもあります。

 

 

 

その新しい挑戦が

大きいものであればあるほど、

不安やおそれは大きくなります。

 

 

 

そんなときは

「不安やおそれはうまくいっている証拠」

と自分に言い聞かせて

飛び込んでみてください。

 

 

 

きっと、そこには

新しい可能性が広がっているはずです。

 

 

 

 

 

 

 

次に2つ目の「大きな世界を知ろう」という話です。

 

 

 

今までも、そしてこれからも、

生きていくうえで人間関係に悩む

ことも出てくると思います。

 

 

 

そもそも、昔の心理学者のアドラーという人が

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」

とまで言っています。

 

 

 

ですから、○○くんが抱えている悩みのすべては、

人間関係から生まれています。

 

 

 

しかし、現実には、悩みたくないからといって

人間関係をすべて捨てることはできません。

 

 

 

人は人間関係の中でしか

生きていくことができません。

 

 

 

では、もしこれから

人間関係に悩んだときのために

どうすればいいのかというと、

 

「もっと大きな世界がある」

ということを知っておく、

ということです。

 

 

 

○○くんが今生きている世界は、

家族親戚、小学校などの

とても限られた小さい世界です。

 

 

 

ですが、その限られた小さい世界から

1歩外に踏み出すと、

とても大きい世界が実は待っています。

 

 

 

そのとても大きい世界の中には、

○○くんととても気の合う人もいるでしょう。

 

 

 

お互いに認め合い、

尊敬しあえる人もいるはずです。

 

 

 

ですから、仮に今の人間関係に悩んでいるなら、

その人間関係を一度捨てても大丈夫ということです。

 

 

 

限られた小さい世界の中で考えると、

その人間関係は非常に重要だと思うかもしれません。

 

 

 

しかし、それ以上にもっと○○くんにとって

重要な出会いが必ず待っているはずです。

 

 

 

今の人間関係にとらわれず、

これから先の出会いに

想いをはせていきましょう。

 

 

 

最後に、いつもニコニコ

笑っている○○くんでいてくれると、

お父さんもお母さんも

とてもうれしく思います。

 

 

 

これからも笑顔で人生を

すごしてくれることを願っています。

 

 

 

そして、いつまでもお父さんとお母さんは

○○くんを心から応援しています。

 

 

 

生まれてきてくれて、本当にありがとう。

 

 

 

 

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