お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

多くの会社で「役割」の意味を間違えています。

組織力

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毎日ブログ生活3487日目

 

 

 

昨夜は、私が所属する

名古屋市名駅倫理法人会の

専任幹事(№2)の伊藤稔光さんの

 

奥様一家が経営されている

焼肉店「出芽金」に

 

倫理の有志のメンバーと

行ってきました。

 

 

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私は2回目の訪問。

 

 

いつも美味しくいただいています^^

 

 

ありがとうございました☆

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

昨日の話の中で、

「今の名駅倫理の組織上の問題点」

という話になりました。

 

 

 

組織の問題を考えるときには、

いつもSSR理論が起点です。

 

 

 

 

 

 

人材力・・・人の強み弱みをお互いに認識し、強みを最大限活用しようとする

組織力・・・組織の目的目標・ルール・役割分担など、決めるべきことを明確に決めて共有する

関係力・・・組織力で決めた目的目標を達成するためのコミュニケーションをする

 

 

 

 

私が名駅に入った理由の1つとして、

「SSRが比較的よく回っている会である」

という認識があります。

 

 

 

ですから、

今でも頑張っていると思いますが、

今よりももっと良くなるために言えば、

 

今の名駅に足りないのは、

組織力「役割分担」の

部分だと私は思っています。

 

 

 

名駅倫理には、

7つの委員会があります。

 

 

 

そして、各委員会に

委員長、副委員長、アドバイザー、リーダー、サブリーダー

という役職があります。

 

 

 

これらの委員会や

役職の責任が曖昧です。

 

 

 

「なんとなくこうだろうな~」

というのは

みんな自覚していますが、

 

明確でないので、

1人1人が思う責任の範囲が

ズレています。

 

 

 

例えば、私が所属する

モーニングセミナー(以下「MS」という)委員会

では、

私自身は

MS委員会のミッション(責任)は

 

「MSの円滑な進行」

 

「MSに来た方が、

『次もまた来たい』

と思えるような

雰囲気・場作り」

 

だと定義しています。

 

 

 

ですから私は、

 

「MSの進行中は

基本的にMS委員会が

責任を負っている」

 

と考えています。

 

 

 

2025年8月28日のMSでは、

MS委員から2名が講話者になり、

運営に回れる委員が減るため、

 

MS委員会LINE内で

「2025年8月28日は

運営側の委員が不足するから

なるべく参加してください」

と案内しました。

 

 

 

しかし、

委員会内の幹部の1人が、

「別の委員会の人に

手伝ってもらうから大丈夫」

と発言しました^^;

 

 

 

正直、内心

「それは違うだろっ!」

とツッコミを入れました(笑)

 

 

 

まあ、私も他の幹部に

相談せずに発信したので

いけませんでしたが、

 

こういうのは、

責任の所在に対する考え方が

ズレているから起こるんですよね。

 

 

 

また、役職に関しても同じです。

 

 

 

委員長(他の役職も)が

何に責任を負っているのかが

不明確です。

 

 

 

本来であれば、

委員長の責任を

具体的に文章化して、

委員長就任時に

その責任に合意してもらう

必要があります。

 

 

 

責任に関して、

後出しじゃんけんは

いけません。

 

 

 

就任後に

「そんなはずじゃなかった」

「その責任は負えません」が

一番まずいです。

 

 

 

役職に求められている

責任が良く分からないので、

 

アドバイザーに任命された人の中には

「自分は何をやればいいのか分からない」

と言っている人もいましたし、

 

私も一応サブリーダーという

肩書がついていますが、

 

組織論がそもそも分からない人であれば、

極端な話、肩書がついているだけで

何もしないということにも

なりかねません。

 

 

 

私から見ると、

委員長が委員長の責任を

果たしていないように

見えることもあります。

 

 

 

これは、

私が考えている

委員長の責任と、

 

その委員長本人が考えている

自分の責任がズレているから

です。

 

 

 

こうした責任の範囲の

認識のズレを防ぎ、

 

野球で言えば

お見合いによる落球を防ぐためにも

 

責任の明確化は

非常に重要です。

 

 

 

これは一般企業も全く同じで、

 

各部門の責任を明確にせず、

各役職(部長、課長、係長、班長)の

責任を明確にしないから、

 

企業でも責任の押し付け合いや

責任の範囲の認識のズレによる

不満が起こります。

 

 

 

海外の企業では、採用時に

ジョブディスクリプション(職務記述書)

と呼ばれる、

責任の範囲を記載した書面を明示して

労働契約します。

 

 

 

採用時に、

その従業員に与えられる

責任の範囲を明確にして

採用するのが主流です。

 

 

 

日本の場合、

「勤務地無限定・職種無限定採用」

が主流になってしまっているので、

 

ジョブディスクリプション

という概念があまりありません。

 

 

 

ジョブディスクリプション

(=責任の範囲の明確化)がないことが、

日本の組織をダメにしている

と私は考えています。

 

 

 

さて、話が少し変わりますが、

「責任」と言う言葉を

あえて使っている

ことについても話をしておきます。

 

 

 

ミッション=使命=責任=役割

です。

 

 

 

今日のこれまでの文章の「責任」の部分を

「役割」に置き換えて読んでみてください。

 

 

 

役割という言葉に置き換えた方が

分かりやすく感じる人も多いと思います。

 

 

 

しかし、役割と言う言葉を使うと、

なぜか責任と言う意味が薄くなってしまいます。

 

 

 

役割=責任です。

 

 

 

ですから、私はあえて

役割と言う言葉を使わずに、

責任と言う言葉を使うようにしています。

 

 

 

責任という言い方をすると

役割と比べて重く感じるかもしれません。

 

 

役割と言う言い方をすると

責任と比べて軽く感じるかもしれません。

 

 

 

しかし、繰り返しますが

責任=役割

なのです。

 

 

 

役割が振られるということは、

その役割として果たしてほしい

責任があるわけです。

 

 

 

責任とは使命、ミッションです。

 

 

 

責任とは、その部署、その役職に

与えられた使命なのです。

 

 

 

役割分担と簡単に言いますが、

それは責任と権限を付与することなのです。

 

 

 

責任、その責任を全うするための権限、

そして、その責任に応じた待遇・報酬の

3つがそろって初めて役割分担です。

 

 

 

社内の役割分担(責任・権限・待遇)も

しっかり考えて明確にしていきましょう。

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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