
毎日ブログ生活3430日目
現在、チームビルディングにおける
人材力に関する企業研修を受注しています。
今日は、
せっかくの機会ですので、
人材力として研修で
お伝えする効き脳診断について
まとめてみたいと思います。
効き脳診断とは、
ハーマンさんという人が提唱した
理論がベースになってる診断です。
この理論のことを
ハーマンモデルと言います。
1970年代にアメリカの
GEが導入しており、
すでに50年ほどの歴史の中で
統計データが蓄積されています。
手や足や目に
利き手、利き足、利き目
があるように、
脳にも利き脳があります。
効き脳は脳の思考パターンを
示しています。
効き脳の結果に
良い悪いはありません。
右利き左利きに
良い悪いが無いように、
効き脳にも良い悪いは
ありません。
ただ、特徴が違う
というだけです。
利き手で行えば簡単に行えることが
利き手でない手だと苦労するように、
効き脳で考えれば
自然に行えるけれども、
効き脳ではない脳で
考えようとするととても苦労する
ということが起こります。
私の効き脳は
A論理理性脳
B堅実計画脳
C感覚友好脳
の三重優性で、
D冒険独創脳が
極端に低いという結果に
なっています。
ですから、
論理的に考えたり、
ルールに従ったり、
人の気持ちを考えたり
することは自然に行えますが、
新しいアイデアを出したり、
将来のビジョンを
妄想したりすることは
とても苦手です。
すでに書きましたが
効き脳診断は
4つのタイプで結果が出ます。
左脳・大脳新皮質→A論理理性脳
左脳・辺縁系 →B堅実計画脳
右脳・辺縁系 →C感覚友好脳
右脳・大脳新皮質→D冒険独創脳
合計点数200点を
4つのタイプに
割り振ることによって
結果が表示されます。
その人自身の
相対的な利きが
アウトプットされます。
私の場合、
A論理理性脳・・・73
B堅実計画脳・・・60
C感覚友好脳・・・50
D冒険独創脳・・・17
です。
最高点数93点
最低点数7点
48点以上が優性
と判定されます。
ただ、48点の優勢と
80点の優性では全然違いますし、
47点で優性でないのと、
17点で優性でないのでは
全然違います。
単純な優性かそうじゃないか
ではなく、
どのぐらいの違いがあるのかを
点数で見られることが
非常に大きい特徴です。
よく「人と人は違う」
と言われますが、
何がどのぐらい違うのかを
具体的に見られることは少ないです。
人と人の何がどのぐらい違うか
ということを分かって
チーム作りをした方が
良いわけです。
効き脳診断の結果は変わるのか
とよく聞かれます。
効き脳診断の結果は
先天3割後天7割
と言われています。
仕事が効き脳に与える
影響が大きいと思われます。
ある企業で
従業員全員の効き脳診断を
取ったことがあります。
この際、見事に職種によって
診断結果が似通っていました。
その仕事に向いた効き脳の人が
その仕事に着き、
そのまま強みが強化された結果
だと私は理解しています。
さて、それぞれ
A論理理性脳
B堅実計画脳
C感覚友好脳
D冒険独創脳
はどういう特徴があるのかと言うと、
以下のようになります。
A論理理性脳
論理的に考えることが得意。
ロジカルに物事を考える。
合理的なことが大切。
B堅実計画脳
段取りを考えて淡々と行うことが得意。
ルーティンワークでこつこつやる。
ルール通りに行うことが大切。
C感覚友好脳
人の気持ちを重視して考える。
人に分かりやすく伝えたり、
人と人との調整が得意。
D冒険独創脳
新しいアイデアを考えることが得意。
新しいことに向かってどんどん進んでいく。
時間軸が長く全体を統合してみます。
このぐらい、
考え方が違います。
ですから、効き脳が違うと
もう宇宙人ぐらい考え方が
違うということもあり得ます。
特に、
A論理理性脳とC感覚友好脳、
B堅実計画脳とD冒険独創脳は
考え方が真逆となります。
考え方が真逆だから、
コミュニケーションが難しいですし、
衝突も起こりやすいです。
しかし、その分お互いの強みが違うので
補い合う関係になることができます。
そして、効き脳診断
最大のメリットが
クリエイティブプロセス
の存在です。
長年の統計データから、
この効き脳の順番で仕事を
流すとうまくいくということが
分かっています。
この順番のことを
クリエイティブプロセス
と呼びます。
具体的には、
D冒険独創脳
↓
A論理理性脳
↓
C感覚友好脳
↓
D冒険独創脳
↓
B堅実計画脳
の順番です。
D冒険独創脳が強い人が
アイデアを生み出し、
A論理理性脳が強い人が
Dが出したアイデアをうけとり
仕組化して組み立てて、
C感覚友好脳が強い人が
Aが組み立てたものを
人に伝わりやすいように
表現を考えて、
D冒険独創脳(アイデアを出した人)が
OKを出したら、
B堅実計画脳が強い人が
実行に移します。
効き脳診断結果は、
個人としては
片寄っていてもかまいませんが、
チームとしては
全脳的でなければうまくいきません。
D→A→C→Bのどこが欠けても
チームとしてはうまくいきません。
ですから、効き脳診断で
それぞれのチームメンバーの
強み弱みを知って、
仕事の流れを工夫して
成果が出るようにしていくことが
大切なのです。
それではまた明日~
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