
毎日ブログ生活3412日目
昨日、自宅を出て行った
高1に進学したばかりの長男から、
「制服に穴が開いた」と
LINEで写真が送られてきました。
どうやら自損事故でこけたらしく、
新調してわずか10日でズボンが
お釈迦になりました(T_T)
まあ、体が大丈夫ならよかったです。
一応帰ってきてから病院に行き、
今は様子見です。
閑話休題
ある経営者が
「会社のお金の流れが
分からないので
次の投資にどれだけお金を
使ってもいいのか分からないし、
社員にどのぐらい
還元していいのかも
分からない」
と嘆いていました。
いろいろヒアリングすると、
経営判断のために
いろんな資料(数字)を
作っていらっしゃるのですが、
それでもうまくいかない
ということでした。
これは、
断片的な情報は
分かっているけれども、
その情報が統合されて
いないことによって
起こっているのだと感じます。
こういう場合は、
現場から上がってくる断片的な情報と
決算書を中心とする財務情報を
うまく統合する作業が必要になります。
統合のキーワードは
粗利(厳密には限界利益)です。
各現場で販売している商品サービスには
それぞれ粗利(限界利益)が発生しています。
この粗利(限界利益)の積み重ねが、
決算書に反映されます。
ただ、
建設業や製造業のような業種だと、
決算書はそのまま使えません。
製造原価や建設工事原価の科目を
変動費と固定費に分けて組み直すという
加工が必要になります。
決算書から導かれる
粗利(限界利益)の総額と
1つ1つの商品サービスから発生する
粗利(限界利益)の合計額が
ある程度一致することができれば、
現場で発生している粗利(限界利益)を
管理することによって
全体を管理することができます。
経営者や現場の人は
商品サービス1つ1つの利益(限界利益)を
把握しており、
この仕事は儲かった、あまり儲からなかった
という判断をしています。
それが統合されたのが決算書であり、
本来であればつながるはずです。
しかし、これを紐付けていくには
限界利益や変動費や固定費
といった言葉の定義をきちんと
揃えるとともに、
正確に定義されて用語を基に
正確に数字を把握して
統合していく必要があります。
ちなみに、
変動費の定義は、
「販売個数に比例して増える経費」
です。
販売業の場合は仕入、
製造業建設業の場合は材料費、外注工賃です。
固定費の定義は
「変動費以外の経費」です。
代表的なものは
人件費、水道光熱費、家賃などでしょうか。
限界利益の定義は、
「売上-変動費」です。
1つの商品サービスごとの限界利益も
同じように「1個の販売価格-1個の変動費」で
計算されます。
これらの定義と
計算方法をきちんと
理解しておくことが大切です。
そして、
正しく現状把握して、
繋ぎ合わせていくと、
真の経営判断に使える数字
となっていきます。
それではまた明日~
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