
毎日ブログ生活3359日目
昨日はコンサルでした。
どうしても土曜日でないと
予定を合わせられない
クライアントさんなので、
この方とは大体土曜日に
お会いしています。
閑話休題
ある個人事業主の方と
話しているときに、
自分がどのぐらい
稼げているのかが分からない
という話がありました。
他の人と比べて、
自分は稼げているのだろうか
それとも稼げていないのだろうか
よく分からないので
今の状態が良いのか
悪いのかが判断できない
ということでした。
これには明確な指標があります。
それは、
「1人当り粗利額」です。
(厳密にいうと
「1人当り限界利益額」です。
限界利益と言う言葉が
分かりにくいので、
今日は粗利額で話します。)
業種によって粗利率
(売上に対する粗利の率)
というのは
大きく違いが出ます。
私のようなコンサルタント業などの
サービス業ですと、
売上=ほぼ粗利となりますし、
卸売業(商社)のような業種ですと、
業界によっては6~7%ということも
あり得ます。
ですから、1人当たりの売上
というのは他業種で比べる場合、
当てになりません。
では、どうするのかと言うと、
粗利額で判別します。
粗利額と言うのは
別名、付加価値額とも言われます。
価値を付加した額
です。
なので、粗利額を見れば、
その会社が世の中に
創出した価値を
測ることができます。
この付加価値を、
従業員1人当りどのぐらい
創出しているのか、
ということが
稼げているかどうかの
指標になります。
この指標に関しては、
実はきちんと統計を
取っているところが少なく、
唯一、竹田陽一先生の
ランチェスター経営で
秘密裏に調査されています。
ランチェスター経営を
勉強されている方は
年に1回この調査結果を
もらっていると思います。
(以前、私ももらったことがあります。)
以前もらった資料の記憶ですと、
多くの業種で、
大体1人当り粗利額が
600万円超~800万円台ぐらいです。
バラツキがありますが、
従業員が複数人いる会社で
1人で1000万円稼げれば
かなり頑張っている部類に入ると思います。
そして、これは私が
いろんな会社でヒアリングしたり
見ていたりした個人的な肌感覚ですが、
1人当り粗利額は、おそらく
2000万円ぐらいが限界値だと
感じています。
個人事業で大きく稼いでいる人も
見ていると自分1人で稼げる額は
2000万円ぐらいが限界に見えています。
まあ、1人で仕事をする方が
複数人と仕事をするより
効率がいいので、
どうしても1人でやっている方が
1人当たりの粗利額は高くなります。
もし自分一人で
頑張って仕事をしてて、
粗利額が2000万円に近かったら、
それはかなり頑張っている証拠だと
私は思います。
で、たいてい粗利2000万円稼ぐ人は
寝ずに働いているんですよね。。。
ですから、この金額に近づいたら、
今度はいかに単価を上げるか
ということにシフトする必要があります。
1人当りで稼げるのが
粗利2000万円が限界だとすると、
あとはその中身を見直していく必要があります。
24時間投入して2000万円稼ぐのと、
8時間投入して2000万円稼ぐのでは
違いますから。
個人事業で1人当り2000万円を達成したら、
今度は時間当たりの粗利額で生産性を
高めていくのがよいと私は思っています。
それではまた明日~
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