
毎日ブログ生活3341日目
昨日は社労士会の研修に行ってきました。
閑話休題
今回の社労士会研修のテーマは
「介護と仕事の両立」
に関わる話でした。
今後、ビジネスケアラー
(仕事をしながら介護などを
行っている人)が増えていき、
最悪介護離職が増えていく
という話です。
介護離職自体はすでに
問題になりつつあります。
そんな中で、
介護休業制度が
クローズアップされます。
介護休業は特定の要件を満たした場合、
93日間休むことができます。
この間の給料は
ノーワークノーペイの原則
にしたがって無給となりますが、
雇用保険から
介護休業給付金という
所得補償の保険金が出ます。
(当然、額は少なくなりますが)
で、正直な話、
今までは育児休業にしても
介護休業にしても
会社側からすれば、
1人足りなくなる分の労働力を
どのように補填するのか、
給料を払わないにしても、
社会保険料負担をどうするか、
といった問題があるので、
内心は休業を取ってほしくない
ということが本音だったと思います。
しかし、人を採用できない
(そもそも人がいない)時代に
突入した今、
その価値観を変えなければ
人材確保が難しい時代になりました。
今後は、介護離職を
何としても防止・予防するために
介護休業を積極的に活用する
時代になります。
せっかく自社のことを
熟知している戦力となる人材が
親や配偶者の介護のために
辞めてしまうのは、
本人にとっても、
会社にとっても、
社会全体にとっても
損失になってしまいます。
介護休業の93日(約3か月)というのは、
介護をしながら働き続けることができる
環境整備をするための時間
という意味があります。
介護はいつ終わるか分かりません。
良くなることはなく、
悪くなる一方ということです。
ですから、93日で介護が終わるのではなく、
93日で体制を整えるというのが正解です。
また、実際に介護休業を
取った方の中には、
余命宣告を受けた家族を
看取るために使ったり、
介護で疲れ切った自分の
精神状態を取り戻すために
使った事例もあるようです。
どちらにしても貴重な93日です。
会社としては
今までの価値観を見つめ直し、
積極的に介護休業をアナウンスし、
介護離職による会社の損失を
食い止めていきましょう。
それではまた明日~
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