
毎日ブログ生活3320日目
昨日は長男の学校へ
受験前最後の三者面談に
行ってきました。
志望校も確定し、
来週から受験に突入します。
私立2校、公立2校の予定です。
無事に合格できることを
願っています。
閑話休題
三菱UFJ銀行の
元行員が窃盗の疑いで
逮捕されました。
約2億円以上の
金塊を貸金庫から
盗んだ罪に問われています。
みなさん報道でご存じの通り
元行員は貸金庫を開けて
窃盗を働いていました。
で、この事件ですが、
元信用金庫職員の私か見ると
「この犯人めちゃくちゃ賢いな!」
という感覚なのです(笑)
貸金庫というのは、
中を確認できるのは
契約者本人だけです。
ですから、
貸している銀行側も
何が入っているのか
把握することができません。
つまり、何が入っていたかを
誰も立証することができません。
だから、
本当に盗られたのかどうかも
立証することが簡単ではないのです。
さらに、
上記のような貸金庫の
プライバシー体制から、
貸金庫に入れているものは、
顧客側からすると
表に出したくないものが多い
と推察されます。
裏金や、
ひょっとすると
犯罪に関係するお金の
可能性もあります。
ですから、
仮に盗まれたとしても、
顧客側が警察に言い出しにくい
可能性があります。
以上のような
貸金庫の特徴から考えると
銀行員が着服しようと考えたら、
下手に現金に手を付けるよりも
貸金庫に手を付けた方が
発覚されない可能性が高い
ということになります。
本来、貸金庫の合鍵というのは、
顧客と貸金庫を契約する際に
封緘(ふうかん)するはずです。
封緘というのは、
封筒などで郵便物を出す際に、
誰にも開封されていないことを
証明するために、
封筒の糊付けしてある部分に
印鑑を押すことです。
↓こんな感じです。
いざと言う時にだけ
合鍵を使うので、
その際には
顧客に立ち会ってもらって
封緘を破ります。
今回の件は、
そもそも合鍵の封緘を
していなかったのか、
封緘が開いていることに
検査の時に気付かなかったのか、
4年以上も発覚しなかったということは、
銀行側のチェックミスがあった
と私は思います。
銀行と言うのは
明治以降150年の歴史の中で
完璧な仕組みを作ってきています。
きちんとマニュアル通りに
仕事をすれば、
絶対に不正ができないし、
してもすぐにばれるように
なっています。
仕組みが整っている
ということは、
チームビルディングの
三要素の1つである
組織力がしっかりしている
ということです。
個人的には、
銀行と言う組織は
組織力が強すぎて
人材力を殺している
組織だと思っています。
組織力が強い(強すぎる)ことが
強みでもあり、弱みでもあります。
不正防止には
組織力の強化が不可欠ですが、
それに負けないように
人材力や関係力の強化も
必要だと私は思っています。
それではまた明日~
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