毎日ブログ生活3258日目
今朝の倫理法人会に
CoCo壱番屋創業者の
宗次徳二さんがいらっしゃいます。
このブログがアップされている頃には
すでに終わっていると思います。
さて、どんな会になったのか、
またお伝え出来そうならお伝えします。
閑話休題
ここ数日、労働時間に関する報道が出ています。
・4週4休制の見直し
・11時間の勤務間インターバルの導入
4週4休というのは、
原則として1週間に1日の休日を
与えないといけないのですが、
特例として4週間中に
4日間の休日があればよい
というものです。
これを悪用すると、
4週の初めの4日に休日を与えて、
その次の4週の最後の4日に休日を与える
ということをすると、
連続勤務が48日でも可能
ということが法律上起こります。
48日連続勤務はまずいだろう
ということで、これに歯止めをかけよう
と言う話です。
勤務間インターバル制度というのは
前日の勤務が終わった時間から、
インターバルとして決められた時間は
働かせることができない
という制度です。
勤務間インターバルが
11時間ということは、
物理的に残業時間を
抑制できる効果が
期待されています。
しかし、これらの制度には
抜け道があると私は思っています。
まず、4週4休の方ですが、
今でも休日に割増賃金を払えば
働かせることができてしまいます。
仮に、例えば2週2休(14日に2日の休日)
としたとしても、
割増賃金さえ払えば働かせることが
可能になってしまいます。
法定休日に働かせる場合の
割増賃金率は1.35倍です。
勤務間インターバル制度も、
仮にインターバル時間が
11時間に満たない場合でも、
例えば10時間しか
インターバルを与えられなければ、
インターバルの足りない分の
1時間分に関して
時間外割増賃金を支払えば、
働かせることが可能
になってしまいます。
ということで、
これらの改革には結局抜け道が
出来てしまいます。
ですから、私は
時間外割増賃金や
法定休日割増賃金の
割増率を上げればよいと
思っています。
割増率が1.5倍を超えると、
残業をさせるよりも
新しい従業員を採用した方が
人件費が下がると試算されています。
今の割増率である
1.25倍や1.35倍であると、
採用するよりも残業させた方が
人件費が下がるため、
採用ではなく
残業させたいということになります。
ですから、変に規制をかけるよりも、
割増賃金率を上げる方が
よっぽどインパクトがあると
私は考えています。
ま、この辺りは
財界の反対が強いでしょうから、
実現はしないと思います。
しかし、そういう
選択肢もあるということを
行政も分かっている
と私は信じています。
それではまた明日~
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