毎日ブログ生活3236日目
昨日今日と
なかなか予定がタイトです^^;
閑話休題
2024年10月22日の
中日新聞朝刊に
「離職防げ『配属ガチャ』対策」
という記事が載っていました。
配属が思い通りにならなかったことによる
新卒の退職を防ぐために企業がいろいろ
配属に工夫をしているという記事でした。
これに関して思うことは2つあります。
・今後の採用は「ジョブ型(職務限定採用)」が主流になる
・「配属ガチャ」だけではなく、むしろ「上司ガチャ」の方が退職につながる
「配属ガチャ」を無くすために
企業がやっていることは
結局採用後の配属を
希望の職種に確約するということに
近いことです。
これは、結局「職務限定採用」に近いです。
「採用時は確約するけれど、
その後は人事異動しますよ」では、
結局人事異動するときに
その人は退職してしまいます。
つまり、最初に固定した職務に
今後も縛られざるを得ません。
ということは、新卒一括採用により、
無限定採用で自由に人事異動して、
生き残った人だけが昇進すればいい
という従来の日本型の人事
(メンバーシップ型雇用)
が機能しない
ということを意味しています。
今後はジョブディスクリプション(職務記述書)を伴った
ジョブ型人事が主流にならざるを得ないと私は思っています。
メンバーシップ型に慣れた日本が
ジョブ型に変わるには時間がかかる
と思っていましたが、
案外早く変わるのかもしれません。
そもそも、
従業員が退職しようと思うのは、
「配属」というよりも、
「所属するチーム」によります。
もっというならば、
「チームリーダーの考え方」によります。
つまり、上司ですね。
上司がちゃんとマネジメントできる、
つまり、上司がちゃんと
チーム作りができるのであれば、
部下はそこの居続けようと思います。
反対に、上司がマネジメントできない、
つまり、チーム作りができないと、
部下は退職していきます。
いつもお伝えしている
チームビルディングの
人材力×組織力×関係力に沿って
少し丁寧に話していきましょう。
求職者は、自分の自己分析をして
自分がやりたい仕事や、
自分の強みが生きる仕事が
何かということを考えます
(人材力1)
自己分析が終わったら、
自分の能力が生きる会社を探します。
仕事の内容や、労働条件、
理念等に共感して
その会社に応募します
(組織力1)
採用した従業員の強み
(経歴・学歴・資格など)を
上司が信じて
部下に仕事を任せます
(関係力1)
上司が自分(部下)を信頼して
任せてくれた仕事を遂行することができると、
「自分の能力が役に立った」と実感できます。←自己効力感
(人材力2)
そうすると、会社の将来や
所属する部署が何を目指しているのかに
興味関心を持つようになります
(組織力2)
自分を信じて仕事を任せてくれた
上司に対して信頼を持つようになりまし、
同僚に関心を持つようになります。
(関係力2)
上司と部下の信頼関係が高まり、
同僚同士の信頼関係が高まると、
「このチームに自分の居場所があるな」←自己肯定感
と感じることができます
(人材力3)
すると、自分に与えられた責任や
目標を自覚して、目標を達成しようと
思います
(組織力3)
こうしてチーム全員の目標が明確になり
チーム内の信頼感が高まることによって
チームの一体感が生まれます
(関係力3)
ここまでできると、
人材力×組織力×関係力が
3層目までうまくいっている状態です。
上司が部下の人材力を
最大限に活かせるチームを作ることができれば、
部下は自己効力感・自己肯定感を持つことができ、
そのチームに居続けようと思います。
しかし、そうではない上司の下では、
部下は退職していくことになります。
だから、チーム作り(=マネジメント)できる
上司のだとOKですが、
そうでなければ退職してしまいます。
上司ガチャというのは、そういうことです。
上司ガチャと言われないように
上司のマネジメント力を上げて
退職を防いでいきましょう。
それではまた明日~
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