プロジェクト型コンサルの功罪

毎日ブログ生活1484日目

 

 

 

昨日は正月休み最後の日でした。

 

 

次男は冬休み早々に宿題をほぼ終え、

残ったなわとびでした。

 

 

一方、長男は一緒に

なわとびの宿題をしたあと、

書き初めでした。

 

 

 

子供の冬休みも今日で

おしまいですが、

長男の宿題はどうなんでしょうか。

 

 

 

---

 

 

 

閑話休題

 

 

 

昨夜、たまたま

テレビを見ていたら

つぶれそうなイタリア料理店を

立ち直らせるという企画の

番組がやっていました。

 

 

 

 

 

 

このイタリア料理店は

応募の中から選ばれました。

 

 

 

見ていると

銀だこの社長がコンサルして

イタリア料理店から

イタリア風ラーメン屋に

転向させていました。

 

 

 

 

内容が明らかに

プロジェクト型コンサル

（または先生型コンサル）

でした。

 

 

 

 

コンサルというより

プロデュースに近く、

 

もはや当初のイタリア料理店の

原型がありません。

 

 

 

 

確かに売上は

一時的には上がるでしょうけど、

 

このやり方には

２つの問題があるなと

私は感じました。

 

 

 

 

１つめは

この経営者夫婦の想いが

まったく反映されていない

（ように見えた）こと

 

 

 

もう１つは

仮にこの業態変更が

一時的にうまくいっても、

次にまた悪くなった時に

どうしようもないこと

 

です。

 

 

 

 

この夫婦はそもそも

なぜ開業したのでしょうか。

 

 

 

テレビの中では

 

と語られていましたが

本当にそれだけでしょうか。

 

 

 

創業したからには

それなりの想いがあって

今の業態を選択して

開業をしているはずです。

 

 

 

人は無意識に

自分の人生を選択しています。

 

 

 

無意識レベルでは

本当は希望や願望があったはずです。

 

 

 

その創業者の想いを無視して

すべてを変えるのであれば、

 

それはもはや

その創業者の店ではありません。

 

 

 

 

 

 

もう１つは、

この経営者は

経営のノウハウを知らず、

今回のコンサルタントに依存して

回復を図っています。

 

 

 

このコンサルが

ついているうちはいいですが、

いなくなったらどうするんですかね。

 

 

 

今回、たまたまこの店が

立て直しの対象になったのは

宝くじに当たったようなものです。

 

 

 

通常であれば

何百万円とかかるであろう

コンサルフィーを無料で

提供してもらっています。

 

 

 

宝くじに当たった人は、

そのお金を使い果たしたら

以前にもまして貧乏になる人も多い

と聞いたことがあります。

 

 

 

それは、お金の使い方を知らずして

お金を使ってしまったからです。

 

 

 

それと同じで、

経営の仕方、

集客の仕方を知らずして

経営してしまうと、

 

次に経営で行き詰った時に

結局倒産してしまいます。

 

 

 

魚釣りに例えれば、

今回のコンサルは

釣りの仕方を教えるのではなく、

魚を与えているにすぎません。

 

 

 

今回はたまたまラッキーで

魚がもらえたので

生きながらえましたが、

 

次に魚がなくなった時に

魚の釣り方が分からなければ

結局飢え死にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の案件は再生案件なので

このようなプロジェクト型の方法も

仕方なかったかもしれません。

 

 

 

 

再生は待ったなしですし、

本人もどうすればよいのか

分からない財務の

テクニック的なこともあります。

 

（この分野は私もできません。

財務の再生は適切な方を紹介します。）

 

 

 

 

もしこれで一時的な再生が

うまくいったなら、

 

次はパートナー型コンサルを

つけて「経営」について

自分で考えられるように

なって欲しいものです。

 

 

 

パートナー型コンサルは

いわば「経営」に関する

パーソナルトレーナー

のようなものですね。

 

 

 

経営に関する基礎体力を

つけていきましょう。

 

 

 

それではまた明日～

 

 

 

---

ブログランキングに参加しています☆
是非↓を2つクリックご協力お願いします！

 

 

 

いつもクリックありがとうございますm(_ _)m
クリックの応援を励みにこれからもがんばります。

---