お金と人事のコンサルティング岩田事務所
〜会社の成長と社員の幸せの両立〜

うまくいかないチームを立て直すには

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毎日ブログ生活3203日目

 

 

 

家政婦の急死を

労災と認める画期的な判決が

東京高裁で出ました。

 

 

労働基準法上、

家事使用人(家政婦)は

適用対象外となっていました。

 

 

われわれ社労士の業界では

かなり大きなニュースとなりそうです。

 

 

 


 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

中学校3年生の長男は

10月に行われる体育祭で

応援団の副団長をやるらしいです。

 

 

 

団長1人、副団長4人、

ダンスリーダー1人、

副ダンスリーダー2人、

旗手1人、副旗手1人

 

の合計10人が

総勢200人を取りまとめる

 

ということのようです。

 

 

 

で、全体練習2回目で、

長男がブチ切れたという連絡が

学校から入りましたwww

 

 

 

長男はたまに感情の

制御ができなくなります(笑)

 

 

 

今までもそうして何度も学校から

連絡をもらっているので、

「今回もか(笑)」となりました。

 

 

 

ただ、今回が前回までと違うのは、

事前に今の状況を聞いており、

 

明らかに今の応援団がヤバイ

ということを、

 

妻も私も知っていたということです。

 

 

 

妻も私のブログを何度も見ていますし、

私からも何度も話を聞いているので、

チームビルディングのことは

ある程度理解しています。

 

 

 

その妻が長男の話を聞いたときに、

「チームとしてヤバイ」と

分かっていたようです。

 

 

 

 

応援団のビジョンもなければ

リーダーもいない。

(団長が機能していない)

 

 

役割分担も不明。

 

 

リーダー連中は人の話を聞かない。

 

 

 

まあ、うまくいかない要素しかありません(笑)

 

 

 

チームがうまくいくには

人材力×組織力×関係力が必要です。

 

 

 

 

 

 

人の強みも生かされていない。

理念も役割分担もルールもない。

心理的安全性もない。

 

うまくいくわけがありません。

 

 

 

その話を私も聞いていましたので、

今回の件は長男の方に分があると

分かっていました。

 

 

 

ただ、長男は伝え方を誤っただけです(笑)

 

 

 

長男が言いたいことは

「このまま行ったらうまくいかない!」

という注意喚起だったので、

 

個人的にはよかったのではないか

と思っています。

 

 

 

チームがうまくいかないときに、

「このままではマズイ」

「ちゃんと話し合おう」

と声を上げることはとても大切です。

 

 

これは勇気がいることです。

 

 

困難でも未知の世界に向かって

出発する人が真のリーダーです。

 

 

そういう意味では、

今回長男は「リーダー」だったと

私は思います。

 

 

 

 

新しいプロジェクト

(今回の場合は応援団)が

立ち上がるとき、

 

そこに集まったメンバーは

新しいことへの「期待」から

始まります。

 

 

 

しかし、お互いのことを

あまり知らない状態なので、

遠慮して必要なことを話さない

と言うことが起きます。

 

 

 

そして、

「このままではマズイ!」と

覚悟を決めた人たちが

本音で話し始めます。

 

 

 

本音で話すと、

意見の対立も起こるので、

やがてギスギスしてきます。

 

 

 

このまま行ったら

チームが崩壊するのではないかという

不安や恐怖が襲ってきます。

 

 

 

その不安や恐怖に打ち勝ち、

このギスギスした状態を突破して

なお話し合いを続けることができたら、

 

最終的には「私たちはこれでいこう!」

という新しい秩序が生まれます。

 

 

 

私たちのビジョン・役割分担・

進め方・ルールなどが決まると、

成果に向けてチームが動き出します。

 

 

 

このようにして、

形成期→嵐期→秩序期→成果期

を通過して初めて

チームとしての成果が生まれます。

 

 

 

 

 

この谷を早く突破するには、

ミーティングの頻度を上げて、

人材力×組織力×関係力のループを

高速回転させるしかありません。

 

 

 

 

長男がやろうとしたのは、

「嵐期」に突入させることです。

 

(伝え方は謝りましたがwww)

 

 

 

ギスギスしても

「応援団を成功させる」

ためにならば

ギスギスに耐えられます。

 

 

 

ギスギスしながらも

健全な話し合いを進めて

成功に導かなければなりません。

 

 

 

にもかかわらず、

ギスギスに耐えられない先生が、

嵐期から形成期に戻そうとしました。

 

(学校から我が家に電話が来たのは、

そういうことだと認識しました。)

 

 

 

これでは成果が生まれません。

 

 

 

ですから、ここで歯を食いしばって

嵐期に突入しなければなりません。

 

 

 

 

長男には、

上記のような話をして、

 

「自分の意見や価値観は

脇に置いておいて

ファシリテーターに徹しろ」

 

とアドバイスしました。

 

 

 

 

今の団には、

健全な話し合いを進めるための

進行役(ファシリテーター)

がいません。

 

 

 

 

ファシリテーターの役割は、

論点を整理し、

心理的安全性が確保される場を作ること

です。

 

 

 

今の息子には論点の整理は簡単ではないですが、

心理的安全性の確保だけは何とかなると思い、

 

「会議の場で、全員から均等に意見を引き出す」

ことを伝えました。

 

 

 

全員が思っていることを、

一旦同じテーブルの上に並べることが、

健全な話し合いには重要です。

 

 

 

その為には、

ファシリテーターの

存在が不可欠です。

 

 

 

まあ、私が介入してもいいのですが、

それは出すぎたマネです(笑)

 

 

 

長男よ、健闘を祈る。

 

 

 

 

それではまた明日~

 

 

 


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名前 岩田 健一
住まい 愛知県

Profile

会社の成長と社員の幸せの両方を大切にしたい社長に、 元信用金庫職員、元調剤薬局経理職のキャッシュフローコーチとして お金と人事のコンサルティングで 一流の誠実さを目指しながら
笑顔あふれるつながり作り、会社づくりに貢献する リレーションシップパートナーの岩田健一です。

お金と人事のコンサルティング 岩田事務所 所長

心理学科卒業、 元信用金庫職員、 前調剤薬局経理職の 社会保険労務士資格をもつ 「お金」と「人事」の 経営コンサルタント。

想いの言語化と 経営数字の見える化の コンサルティングを行なう。

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