毎日ブログ生活3171日目
お盆明け初の営業日は
いろいろ大変でした^^;
ちょっと暑さも
和らいできましたので、
頑張っていきたいと思います^^
閑話休題
今日のブログは
自分自身の備忘録
のようなものです。
かなり玄人の話なので、
分からなければ飛ばしてください。
コーチングセッションをする時、
基本的にはGROWモデルと呼ばれる
会話の構造で話を進めます。
例えば、45分のセッションだとすると、
その45分間で
・今日の相談のテーマ
・現状
・理想の状態
・現状と理想のギャップ
・ギャップを埋める条件(選択肢)
・理想へ向けての行動
を考えてもらうように
質問を投げかけます。
コーチングはそもそも
相手の目標達成を支援する
コミュニケーションスキル
です。
ですから、
コーチングを受けると
目標達成が早くなる
という効果があります。
(目標が明確になり、
行動を自分で選択するから)
それ以外にも効果があって、
クライアントの成長促進
という側面もあります。
これは、
コルブの経験学習サイクル
から来ています。
実際に経験したこと(できごと)を
振り返って(コーチングを受けて)
教訓(パターン・構造)を抽出して
次に生かす(行動・できごと)
ことを意図的に行うと
学習が進むわけです。
ですから、コーチングを受けた人は
学習が早くなります。
目標や行動が明確になり、
自分自身も成長できるので
目標達成がより早くなるわけです。
さて、ここからはコーチ側の話です。
私がチームビルディングを学んでいる
チームジャイキリのメンバーは
基本的にGROWモデルで
セッションを構成します。
この時に、
氷山モデルを意識しながら
訊くようにしています。
・できごと
・パターン
・構造
・メンタルモデル
で、この氷山モデルも、
・現状の氷山モデル
・理想の氷山モデル
を思い浮かべています。
イメージで言うと
左側に現状の氷山モデル
右側に理想の氷山モデル
です。
(ダブル氷山モデルと言います)
時間軸が
左から右に流れる
イメージです。
そして、このダブル氷山モデルに
タックマンモデル(あるいはU理論)を
組み合わせて考えます。
現状の氷山モデルを
理想の氷山モデルに
変えようとするとき
構造の変化を起こす必要があります。
ひょっとすると自分の価値観
(メンタルモデル)すら変化しないと
いけない可能性があります。
構造が変わる
メンタルモデルが変わる
ということは
大きな変化が待っています。
大きな変化には
不安や恐れ、恐怖が
つきまといます。
この不安や恐れは、
タックマンモデルや
U理論の谷をくぐる
から起こります。
(谷=構造の変化)
ですから、
コーチングで訊く順番は
・現状のできごと
・現状のパターン
・現状の構造
・現状のメンタルモデル
・理想のメンタルモデル
・理想の構造
・理想のパターン
・理想の出来事
という順番で訊くと、
現状の氷山モデルと
理想の氷山モデルを
Uの谷に沿って
キレイに聴くことができるわけです。
さて、経験学習サイクルの話に戻ります。
経験学習サイクルは
実際に経験したこと(できごと)を
振り返って(コーチングを受けて)
教訓(パターン・構造)を抽出して
次に生かす(行動・できごと)
でしたね。
これも、
・現状のできごと(実際に経験したこと)
・現状のパターン
・現状の構造(教訓)
・現状のメンタルモデル
・理想のメンタルモデル
・理想の構造(次からこうしよう)
・理想のパターン
・理想の出来事(教訓を生かした行動)
で訊くと、
キレイに考えてもらうことができる
ということに気づきました。
我々チームビルダーは
このぐらい深いことまで考えて
コーチングセッションを行っています。
(本当はもっと書きたいことがありましたが
長くなるので割愛します。)
まだまだ道半ばですが、
よりよいセッションを継続安定的に
届けられるように精進していきます。
それではまた明日~
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